内容説明
【本物のデザインセンスと正しいテクニックを手に入れる】
PhotoshopやIllustratorを使ってデザインを行うとき、基本的なデザインの理論やセオリーを知っておくことで、より実践的、効率的な機能やオペレーション方法が見えてきます。デザインにおいては、「理論やセオリーなどの知識」と「アプリケーションを使いこなす操作力」の両輪が揃うことが大切です。
本書では、まず実際に手を動かす前にデザインの目的や要素、役割を再確認し、デザインのターゲットを意識することでどのようなデザインを行っていくべきかを考え、本編であるCHAPTER 2?4で、レイアウト、文字と組版、色についての理論をひとつひとつ学び、その理論それぞれに関連するPhotoshopとIllustratorの機能や操作方法をマスターしていきます。CHAPTER 5では、これらを応用してデザインされた実例の紹介と作成手順を解説します(CHAPTER 5の作例データはWebからダウンロードできます)。巻末には、本編で紹介しきれなかったPhotoshopとIllustratorの便利な使い方を解説するAPPENDIXを収録。理論とテクニックの関係性を明らかにして理解することで、裏付けのあるデザインセンスと実行力の両方を身につけることができます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tadayoshi kasai
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レイアウト、タイポグラフィ、カラーを「整列」「近接」「反復」「コントラスト」などのデザインの基本的なセオリーをベースに構成する方法を個別具体的に知ることが出来る本。 自分の作品のコンセプトを論理的な言葉で解説しない限りは優れたデザインとして完成しない。言葉あってこそのデザインなのだなと再確認した。2015/01/13
の
1
デザイン理論やセオリーの概論を紹介し、それぞれに関連するフォトショとイラレの機能・操作方法を解説したもの。グラフィックデザインにおける、よりよくするためのわかりやすいデザインの基礎理論から、内容が同じでもデザインの違いで印象も変わってくることを解説し、具体的なデザイン作業の手順までが項目ごとで完結しているので理解しやすい。基礎技術が多いように思えるが、そうした基礎技術の手引書として、思い立った時にサッと取り出し、使っていく中でより理解を深めていきたい。2014/10/23