内容説明
【デザイン史の重要な項目をイラストでわかりやすく解説!】
デザイナーとして知っておいて損はないデザイン史の重要項目を、特徴あるイラストでわかりやすく解説しました。グラフィックからプロダクト、工業デザイン、美術、運動、音楽、サブカルチャーまで、知っておきたい重要項目をカバー。話題の1964年東京オリンピックのデザインも紹介しています。
デザイン史の書物といえば重厚長大で難読、といった従来のイメージを打ち破る、これまでにない新しい感覚のデザイン史書籍です。歴史が苦手な人も、食わず嫌いの人も気軽に読める、画期的なデザイン史の本となっています。
〈本書の内容〉
デザイン史上、知っておきたい事柄を年代別にイラストで紹介
■1800年代以前 ゴシック/ルネサンス/グーテンベルク/バロック/ロココ
■1800~1950年代 アーツ・アンド・クラフツ運動/アール・ヌーヴォー/キュビズム/ロシア・アヴァンギャルド/バウハウス/モダニズム etc.
■1950~2000年代 オーガニックデザイン/1964年東京オリンピック/エコデザイン/ポストモダニズム/ノーデザイン/ユニバーサルデザイン etc.
■2000年代以降 UI/UXデザイン/ソーシャルデザイン/フラットデザイン/コミュニケーションデザイン/クリエイティブ・コモンズ etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
29
★★★★12世紀のゴシックから現代に至るまで、特徴を捉えた分かりやすいイラストと、簡潔かつ凝縮された説明で、デザインの歴史を俯瞰できる。装飾的なもの、シンプルなもの、自然に根差したものなど、デザインのコンセプトが歴史の流れの影響を大きく受けていることが興味深い。2016/05/19
majiro
9
一冊の本に、シンプルに自然にまとまっている、まとめ方に拍手!緑の基調が重要なのかなー。デザインってほんと面白いよなー。2016/03/17
noko
3
芸術に興味はあれど、学問として勉強したことのない私には、大いに役に立った一冊。古代から現代までの、美術史の流れを教えてくれる。まずイラストがあり、視覚的に説明。その後に解説&代表的な作品と作家を紹介しています。シンプルでわかりやすい。芸術を学んだ人には物足りないかもしれない。こんなにも沢山のアートの流れがあったとは。日本の美術の授業はあまり美術史の時間をとりませんね。創作に力を入れている気がします。創作は好きだけど、高校生位には歴史も教えてほしい。私はアールヌーボーが好みです。ジャポニズムも気になる。2024/07/11
どぅまち
3
歴史を知ること。知ってるつもりが意外と知らなかったり、相関関係を見てみると新たな発見があったり。また変化は進化とは限らない、一見退化と思えるものがエポックメイキングな出来事となり、歴史が刻まれていく。迷ったときこそ歴史に立ち返りたい、断片的でなく体系的に歴史を掴むことで今の立ち位置を知ることができる。2016/01/29
の
3
デザイン史の重要な60項目をイラスト付きで解説した本。単発的なデザインのムーヴメント、あるいはデザインが生まれた背景にある地域・政治的な歴史は分かっていても、現代のデザイン感からデザイン史を振り返った場合「これだけは」と影響性・重要性で項目を絞り込むのは難しい。デフォルメされたイラスト(この行為そのものがデザイン!)に沿って解説が行われており、頭にインプットしやすい。デザイン初心者に当てた入門書でもあり、クリエイターには今まで集約してきた知識を体系立った記憶に置換するようにも読める。2015/10/26
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