内容説明
一ノ瀬麗、25歳。探偵事務所兼何でも屋で働く彼女はとあるパーティーに参加中、テロ事件に巻き込まれてしまった。危機的状況におかれ、麗は初めて、自分の気持ちに気付く。それは、いつも自分を大切にしてくれている白夜のことが好き、というもの……。白夜に会いたい! その一心で、麗はテロリストに、一人立ち向かう。そして白夜もまた、麗のために奔走していた――。危機を乗り越えた麗を待っていた、究極の二択とは!? 壊滅的に鈍い彼女と腹黒御曹司の溺愛系ラブストーリー、完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばにー
9
【シリーズ3巻/最終巻】ヒーローの腹黒溺愛を読むにはいいけど、現代物風なだけに『それってありえない』と思う場面があってそちらが気になってしまったかな(←私は)。それにタイトルの似非紳士に??白夜様は似非ではなく紳士だと思うのだけど…2015/04/13
シルク
8
再読につぐ再読。この巻は、ヒロインがヒーローとのデートで居酒屋に行く場面も大好きだ! 日中やたら金のかかりそーな所ばっか連れ回されて疲弊してたヒロインが、「フレンチ? いやいや、どうか居酒屋へ!!」 と言って、ヒーローをリード。「焼き鳥にビール、枝豆に焼きおにぎり。おいしいもんね~!」(p.145) なんて。大根と水菜の梅じそドレッシングサラダを2人で分け分けしてつまむとか、あ~もう、楽しそうv 良いなあ~!!......って、なるのよね。2020/03/04
シルク
3
ああ、好きな作家さんが増えてしもたわね、としみじみ思った第3巻。物語完結。…参加したパーティーで事件に巻き込まれた麗(うらら)は、死と紙一重の状況の中、いつも包み込むように優しかった東条をおもう。死ぬのは嫌、絶対死なない、生きて帰ってあの人に会うんだ…!と真っ先に麗が思い浮かべたのは、思いがけず東条だった。一方麗が人質にとられていることを知った東条は、事件現場のビルに飛び込んでいく。高層ビルの階段を駆け上がっていく彼に、普段の余裕、優雅さはもう0。麗さん麗さん、無事でいて下さい。今助けに行きます!貴女を救2015/02/03
あんにょん
1
図書館の本。 まさかそんなに小さいときに会っていたとは。2015/03/10
サティーシャ
0
テロはあっさり解決。確かに白作品でした。最後の落ちがまさか・・・イタリアに修学旅行ってどんなセレブ学校?2015/05/21