内容説明
本書は2002年から2003年にかけて電撃文庫より2巻まで刊行された『スクライド・アフター』を、著者である兵頭一歩が自らの手により再構成。さらに文庫版では語られなかった真の結末を含む大幅な書き下ろしを加えた完全版仕様で登場です。これ一冊で『スクライド・アフター』としての物語は完全網羅することが出来ます。<あらすじ>劉鳳との壮絶なる死闘の果てに、一人放浪を続けていたカズマ。ほどなくカズマは、一人の少年と対峙することとなる。その名は――“全身凶器(フルアームズ)”のユウ。言動に《最速を信条とするあの男》の影をチラつかせるユウとの邂逅が、カズマを新たな闘いへと誘う!! 一方、カズマとは異なる道を進む劉鳳は、新たに組織された第二次ホーリーの頂点に立ち、行動を開始していた。その背中に片翼と、消えてしまったはずのシェリスを纏いながら……。――二人の男の道が再び交わる時、新たな物語の扉が開かれる!! ※電子書籍版あとがきを追記
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
硝翅
5
カズマと劉鳳に「蓋」をされていたように感じていたのが、この完全版でやっと外れた感じ。ようやく「走れ! 殴れ! ウダウダ考えるのはメンドくせぇ!」という爽快感に再会できた。同時に、アニメの雰囲気は谷口監督のクレバーな作りのおかげだったんだと実感。何はともあれ、「俺たちの10年は報われた……そう思うだろぅ、アンタも!」(簡易評価:VS1)2012/03/12
花神
4
10年越しの完成版である。正直、ここで描かれるカズマや劉鳳のイメージは自分の抱いているイメージとはかなり違うものがある。しかし、二人の決着を明確に示した一つの到達点として、あとがきにあるとおりこれも作者のスクライド・アフターという名の"アルター"として、興味深く読ませてもらった。2012/03/11
heroheroyan
3
なんか残念だった。決着ついてモヤモヤしたとか・・・。自分でもそう思ったのが以外だったけど、最終回時に自分の中でキリがついていた事の確認作業だった感じ。2012/05/08
あきと。
3
漫画スクライド≠アニメスクライド≒映画スクライド≠小説版スクライド2012/03/27
まりー
3
スクライドファンであったら一度は考えたことがあるであろう「アルター」とは何か、ロストグラウンドはなぜできたのかということに一つの回答を提示している。まぁ、10年たった今では後付けでしかないんだろうけれど・・・。私はそれに関しては、かなり納得がいった。 ただ二人の対決に白黒つけなくてもよかった気がするw2012/03/22
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