内容説明
社会人三年目ともなると、春は憂鬱な季節。またパワハラに耐え、感情を殺す一年が始まる。そんな神川の前に現れたのは、元エリート支店の女傑・本庄。彼女の破天荒な仕事ぶりに困惑し、反発する神川だったが――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
川越読書旅団
39
ラノベ。タイトルに惹かれて購入するも、すいません、軽い、浅い、そして、ありきたり。以上。2017/10/14
☆(´(ェ)`)☆
24
軽そうで埼玉県の大宮駅前の話と言うだけで購入したが、これさなかなか良い!私は社会人経験豊富ではないが、立場が弱い人が何かを我慢し、犠牲にし、コケにされ働くのは…普通に3歩進める人間と、3歩進む前に転んだり、2歩でつまずいたり、人は一緒にスタートライン立ててもその先はわからない。パワハラ上司にお調子者同期。壁を作られる同僚…そんな中、出来るが訳あり美人先輩が!主人公が少しずつ変わっていく姿が◎2020/09/28
kitten
14
図書館本。タイトルだけみて借りたけど、陰キャラコミュ障気味男子が、有能で好戦的な女子に引っ張られて成長していく話。まあ、こうなるよねえ、という予定調和もの。でも、ベタでいいよね、こういうの。ノリが半沢直樹で、ラストの展開もいかにも、なんだけど。ただ、なんのとりえもなく、要領悪いけど働き続けたい、その想いになんとか応えようとするとこは良かったな。みんながみんな有能じゃないんだ。できの悪い人でも働けるようにするには?って結構難しいテーマ。評価、星2.2023/08/23
伶夜
14
「でもね、やっぱり仕事をしていると、思いやりとか優しさとか実直さとか、そういうのもが大事な場面ってあると思うの」(本文より)2020/08/20
貴史
10
著者は無名ではあるがタイトルに惹かれて購読。内容は「社畜」って感じじゃないです。主人公は卑屈な性格の神川。25歳の新人バンカー。芸人で言うならオードリー若林そのままのイメージ。そして新しく転属されてきた美人で凄腕の、先輩にあたる本庄明日葉。なんとなく女性版の半沢直樹?二人があらゆる苦難に挑む話で、お互いが感化されて少しずつ打ち解けていく。本庄のツンデレというか、美人なのに恋愛慣れしていない感じがたまらん。神川の心の声もネガティブだが面白い。割と感動もできてお気に入りになりました。2021/04/21