ビッグコミックス<br> 残照の帝國(1)

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ビッグコミックス
残照の帝國(1)

  • ISBN:9784091895950

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内容説明

インカ帝國、読者諸兄はその名をもちろんご存じだろう。
しかし、文字を持たない文化であったインカには帝國側の
歴史書は存在しない。征服者であったスペイン側の記録が
残るのみである。しかし落日のインカ帝國にあって最後の抵抗を
続けた人物ティトゥ・クシがいる。彼がインカ側最後の文献を
スペイン国王への陳述書の形で残した。(インカの反乱 岩波文庫)
これは、落日のインカで最後に輝いた青年の物語である!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

磁石

12
日本とはまた事情が異なっているのかもしれないけど、太陽つながりで。インカ帝国が滅びたのは、白人伝説と銃火器によるものだと思っていたけど、違った。「太陽の息子」であることが最大の問題だったのかもしれない。皆の願いを対価なしに何十億年も叶え続けてきた太陽/その息子であるのなら、侵略者たちの金銀財宝欲しい&王侯貴族として振る舞いたいという願いも叶えざるを得ない。普通なら感謝をもらえてどちらも幸せだが、彼らは序列に支配された吸血鬼のあぶれ者たち。簡単に脅しに屈するカモだと舐められただけ。2017/08/14

きのと

0
スペインでええやんエスパーニャって言われると音楽流れるから。なんか面白みが無いと言うか、植民地と宗主国の諍いって題材自体が手垢の付きまくったモチーフだから今更やるなら状況進めてるだけじゃなくて何かしら目を引くものがないとキツイんじゃ2019/09/17

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