角川新書<br> 犯罪「事前」捜査 知られざる米国警察当局の技術

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角川新書
犯罪「事前」捜査 知られざる米国警察当局の技術

  • 著者名:一田和樹【著者】/江添佳代子【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2017/08発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040821474

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内容説明

これまでも「事前捜査」はおこなわれてきた。だが、テロが規模も数も増加し、サイバー化かつ国際化する現在、これまでと同じ対応では難しい。今、米国FBIやNSAが見せる捜査手法はまもなく日本でも展開される。

はじめに
第一章 ボルチモアの暴動で明らかになった最新捜査技法
第二章 携帯電話の基地局になりすます「モバイル監視」の捜査とは
第三章 最強の盗聴組織とやられっぱなしのSNS
第四章 ダークウェブの児童虐待サイトに捜査のメスを入れることは可能か?
第五章 犯罪やテロを防ぐ事前捜査社会
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

5
アメリカで犯罪の事前捜査はどうなっているのかということを簡潔にまとめた本。インターネットと携帯を合わせると、犯罪を行う可能性の有無とは別にあらゆる人の情報を政府および捜査機関が入手することは可能なのだろうとは思う。2017/10/08

kenitirokikuti

5
ゲームラボとかハッカージャパンみたいな領域についての新書。実際のところ、前掲の雑誌が休刊したからこういう形態で刊行されたんだろなと思う▲本作はFBIのサイバー捜査についてレポートしている。映画『ダークナイト』で見たSFちっくな携帯電話網の大規模盗聴は現実的なものらしいと感じた▲「児童ポルノ」についても一章割かれている。やはり禁忌が強すぎてかえってモンスターを引き寄せてるようにしか思えない。犯罪者の中でも最低最悪の文字通りに何でもやる連中をリクルートできる場になってるというか…。嬰児殺しなのかなぁ…2017/08/21

2
政府や企業を狙い撃ちする見えない集団、身を守るために同じ道具で監視・攻撃する政府、プライバシーの声をあげる民間団体、彼等を利用する他国。これらすべては、テコの原理のように個人の力を大きくするITに拠って立つ。以下私考。日本の場合、フェイクニュースの震源となるソーシャルメディアの利用者層と、選挙において政治影響力をもつ投票者層が、幸か不幸か解離している。「防衛する」という言葉が他動詞になった世界に乗り遅れた(ニュースにミサイルはよく登場するが、兵器としてのソフトウェアは出てこない)のは、良いことか悪いことか2017/12/23

Masayuki Shimura

1
【変化しているのは法執行機関なのではなく社会全体であって、それに対応するために法執行機関も変化していると考えるべきなのだろう。その答えのひとつが事前捜査だ】(文中より引用)・・・・・なんとも渋いテーマなのですが、犯罪捜査手法・議論の最先端を知る上で大変参考になる作品。アメリカの事例を参考としつつ、日本における取組・議論にも触れており、広く目配せがなされていると感じました。2023/09/29

ねええちゃんvol.2

1
★★★ ようするに、スマホは盗聴され放題。ということか。2020/01/12

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