- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
北京&ロンドン五輪バドミントン日本代表の潮田玲子さんが推薦! バドミントン部の羽野海は、実力がありながら準優勝どまりの中学2年生。同級生の久能凪人は過去にバドミントンに打ち込みながら、実力トップの兄・航との関係が悪く、その道をあきらめた。ある日、海は凪人とペアを組んで、現役部員を相手にダブルスをしようと言い出した。強引に部のマネージャーにまでされた凪人は、海に金メダルを獲らせることができるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あやっぴ
24
毎回準優勝ばかりの女子部員の羽野を、体が弱くてプレイすることを断念した男子の凪人がマネージャーになり、優勝に向けて猛特訓していく。羽野の元気はつらつなプレイと潔さ、優勝に対しての執念、それだけでもカッコイイ。私自身もバドミントンしてるので勉強になることも多かった。2017/10/11
izw
8
落合由佳、3作品目。前に読んだ「まえむきダブルス!」に引き続き、バドミントンのおはなしで、中学のバトミントン部が舞台。小学3年生のときバトミントンクラブで一度出会った女の子羽野に、凪人が中学1年で再会して、マネージャーとして、勝利に向けて支援するようになる、3年生までの物語。バドミントン部での確執、凪人と羽野やバドミントン部の指導する子たちとのやりとりは意外性もあり、面白い。恋愛感情が生まれそうなところでも、関係が生まれないところは、スポーツをテーマとしたYAだからか。爽やかな読後感のある物語だった。2022/11/27
もえたく
7
講談社児童文学新人賞佳作。小瀬木麻美さんの青春バトミントン小説『ラブオールプレー』シリーズのようなイメージで読み始めましたが、全く異なり、毎回準優勝止まりのバトミントン部の女の子を応援する男の子のお話でした。中学生の青春スポーツ小説は気恥ずかしくなるくらいキラキラしてました。2017/08/05
飲も飲も
5
中学のバドミントン部。体が弱くて選手をあきらめた凪人が、どうしても一位になれず、銀メダルばかりの海に頼まれアドバイザーになる。あんたっていう呼び方がちょっと気になる。2020/12/24
HNYYS
4
図書館本。バドミントンに懸ける想いが伝わります。最後の決勝戦は、手に汗握るような緊張感で読ませていただきました。2019/09/17