内容説明
グローバリゼーション、ネット社会の到来、規制緩和の進展など２１世紀に入り多層化しつつある産業社会システムの変化。本書は、業界と企業の２つの政策的アプローチから研究者・実務家が執筆した新しいビジネスモデルのあり方や方向性を示唆するテキスト。
目次
第１部 総論（ビジネスモデル特許と企業政策；製造業のイノベーションの進化プロセスにおける品質マネジメントとビジネスモデル；成熟市場におけるＭ＆Ａ成長モデル）
第２部 業界分析（需要喚起に向けた新たな海外旅行ビジネスモデルの構築；電力の規制緩和とニュービジネスモデル―電力会社の取り得るビジネスモデルの一考察；企業スポーツによるビジネスモデル構築の試論；制度下にある医療のビジネスモデル的考察；複写機業界におけるビジネスモデルが示唆するもの）
第３部 企業分析（地域産業再生に向けたファンディング・ビジネスモデル―コミュニティ・クレジットの事例分析を中心として；観光ベンチャーとビジネスモデル；消費者情報とビジネスモデル―製品開発における消費者情報の利用を中心に；韓国大企業のビジネスモデルと企業政策；３次元ＣＡＤ利用とビジネスモデル変革―金型産業を中心に）
著者等紹介
太田進一［オオタシンイチ］
同志社大学教授。博士・商学
小林弘二［コバヤシコウジ］
大阪国際大学助教授。博士・政策科学
伊藤博志［イトウヒロシ］
大阪経済大学助教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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