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内容説明
食後の血糖値の乱れが、心の病まで引き起こしていたなんて! 糖尿病だけでなく、心筋梗塞、脳梗塞、がん、認知症などを引き起こすことがわかってきた「血糖値スパイク」(食後高血糖)。実は体だけでなく、心のトラブルにも深くかかわっているのだ。これまで3000人を検査してわかった、うつやパニック障害、不眠といった心の病と血糖値の関係を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
272
食後の急速な血糖値の上昇&降下(血糖値スパイク)が心身どちらにも非常に悪影響を与えることを伝える一冊。本書の著者の場合、糖質のとりすぎよりも、問題は血糖値が乱高下してしまうことだと主張しているので、たとえトータルの糖質摂取量が多くなっても朝食をとることを勧めているあたり、人によってアドバイスが違うのがなかなかおもしろい。ただ、とりあえず「糖質は万病の元」という認識は間違いじゃないのだろう。遠い将来、何かひっくり返す医学的発見がなければ、の話だが。2017/12/12
こうちゃ
19
☆4 糖尿病だけでなく、心筋梗塞、脳梗塞、がん、認知症などを引き起こすことがわかってきた「血糖値スパイク」(食後高血糖)。やる気が出ない、イライラする、寝ても疲れがとれない、食後だるくなる…のはなぜか。3000人の血糖値検査で見えてきた「糖質コントロール」のヒント。最新栄養医学の第一人者が教える、心のトラブルを防ぐ食べ方新常識。以前テレビの特集で見て、体調に思い当たることがあったので気になっていた[血糖値スパイク]。野菜→タンパク質→糖質の順番で食べること、食後すぐに歩くことはすぐに実践できそう。2017/07/19
ıɯɐɯɐ‾oʇɐs
7
血糖値スパイクとは血糖値が食事に後に大きく上下してしまう,いわば血糖値調節異常のことです。これは通常,糖尿病の検査でチェックされる「空腹時血糖値」では見逃されることがあるよって話■人間の体は血糖値をできるだけ一定に保とうと働きます。血糖値異常が起きると,抑えるために普段使わないホルモンや,神経伝達物質が動員され,結果,自律神経の異常が起きたりメンタルに影響がでてしまいます■近年,糖尿病の三大合併症に続く第四の合併症として「鬱」が診断基準書に載るようになりました。食事は心の健康にも影響するということですね2021/05/09
にー
2
お医者さんに見てもらっても血糖値の異常な乱高下が見逃され「異常なし」とされてしまうカラクリや、自力で治すための対処の仕方が説明されています。数値や用語も多いので文章だけだと覚えていられないのですが、血糖値とインスリン分泌の時間ごとの相関性をグラフで表して、どこでどのように体に影響が出るか、さまざまなタイプを比較して見られるので理解しやすかったです。2023/03/29
たま
2
経済効果のない話は拡がらないのでしょうか。2023/03/13