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内容説明
自由な人生を誰もが願う。国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要だ。1億円の資産保有を経済的独立とすれば欧米や日本では特別な才は要らず勤勉と倹約それに共稼ぎで目標に到達する。黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のこと。手に入れると大きな利益を得る。誰でもできる「人生の利益の最大化」とその方法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
184
著者も書いているように、日本版『金持ち父さん、貧乏父さん』。サラリーマンのままでは絶対にお金持ちになれないという事実を、クールに、リアリスティックに、淡々と事実を並べて語る一冊。結局のところ、本当にお金持ちになりたいのだったら「雇われ人」から脱却して「資本家(経営者、事業主)」になるしかなくて、そのほうがじつは税法上、はるかに自由にお金が使えるようになるんだよ……という話。著者はそうした制度上の歪みによって労せず拾えるメリットを「黄金の羽根」と描写している。けっこう内容的には難しいけど、一読の価値はある。2019/04/02
うわじまお
48
非常に勉強になりました! 特に章でいうPART2が! 小さな会社を経営している人は必読かと。2018/07/25
Shoji
36
税制や金融制度の隙を合法的に突いて「黄金の羽根」を拾いましょう、そんな本です。私は金融リテラシーがとても低いことを自覚しています。1円、5円、10円をせっせと貯めては郵貯に入れる、ここをクリックして1日1ポイント貯める、いわばそんな人間です。ですので、この本に書いていることがあまり実感出来ませんでした。資産運用に興味のある人、起業を志す人は一読しても良いかも。もっとも、ゆうちょ銀行も硬貨取扱手数料が必要になったし、文科省は金融教育に本腰を入れ始めました。時代に追随していない私を実感した次第です。2022/01/26
かず
34
★★★★★Audible。個人と法人を使い分ける。経済的に豊かになりたければ、経済合理的でなければならない。2023/10/27
saga
30
2002年の親本を基に、2017年の文庫化に際して補足が行われている。今まで読んできた著者の人生設計に関する著作の総まとめという感じ。黄金の羽根は国の制度設計の歪みの中に落ちているという主張は得心できる。ただし、その前提となるマイクロ法人を設立するには、法人の収入を確保する必要があり、これが現在の日本では制度的になかなか困難なものだと思った。サラリーマン法人は夢のようなものだ。2019/06/02