SB新書<br> 長生き地獄

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SB新書
長生き地獄

  • 著者名:松原惇子【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 特価 ¥440(本体¥400)
  • SBクリエイティブ(2017/08発売)
  • 新生活を応援!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~4/5)
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  • ISBN:9784797391442

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内容説明

2015年の国勢調査確定値によると、75歳以上の人口が、14歳以下の子供を上回ったという衝撃的な報告が出ました。
人間の長い歴史のなかで、これだけの「超高齢社会」は初めて。人類は未曾有の事態に遭遇する。
いま、私たちは、これまでタブーとされてきた「死に方を決める」という課題に直面している。

これからの長寿は必ずしも幸福ではない。「長生き=幸福」という価値観は崩壊しつつある。
生涯未婚率が増加傾向にあるなか、単身高齢者の増加は必至。
老人がたくさんの家族にみとられ、惜しまれつつ逝く姿は、もはや幻想でしかない。人間はどこかで自分の命をしめくくることを考えなければいけない時代に入ってきた。
「尊厳死」や「安楽死」は、長生き地獄のなかで唯一残された生きる希望。
老いさらばえるなか、ゴールの見えない人生を歩き続けるのは辛すぎる。「あそこまで頑張れば休めるよ」という希望が欲しいだけ。
別に自殺したいわけではない。「死=(安楽死・尊厳死・自選死)」という希望があるだけで、人を今日一日を頑張って生きられるのではないか……。
延命治療や在宅医療、老人ホームなど、長生きの実状をつぶさに取材してきた著者が、これからの死に方と生き方を問う本!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

87
2017年発行の本。当時の100歳以上の高齢者は全国に65692人と書かれていた。ネットで調べていたら2024年時点では95119人。100歳の双子姉妹きんさんぎんさんが話題になった1990年頃は全国で約3300人。驚きの数字だ。著者は現在の医療体制や介護についての批判を書き通す。(少し感情的だが。)また安楽死や尊厳死についても言及。長生き地獄から抜けられるのは一部の富裕層。地獄の沙汰も金次第というが、その通り。胃ろうや、人工呼吸器をつけっぱなしという医療も考えねばいけない時代。図書館本2025/12/26

アーモンド

41
長生き=幸せ、 ではない事は同感。でも、なかなか死ねない日本。元気なうちに、楽しく生き、きちんと自分の死生観を周りに伝える事は大切だと感じた。漠然と孤独死は怖いと思っていたけれど、そんなことはないと書かれていてちょっとホッとした(^_^;)2017/12/26

黒猫

24
死は人間の宿命。私たちは今を生き、それは死に向かって進んでいるということでもあり、日々老いていることでもある。これは、なかなか自覚がないだけに本を読んで自覚するしかない。「豊かな長寿社会」という。私は疑問だ。その社会を築けるヒトモノカネはあるの?ないよね。巧言令色だ。年金は下がり、退職年齢は上がる。一億総活躍?したくないわ!休ませろ!この本は核心を突いている。私も安楽死はまだしも尊厳死は法制化して欲しい。チューブを付けられてまで長生きしたくない。人間らしく自然に死にたい。メモ「日本尊厳死協会」2017/10/25

まるるこ

19
この手の本を読むと、いつも思う。 ある一定の年齢以上には、積極的延命治療をやめて、どうしても受けたい人は自費にしたらよいんじゃない? 胃ろうや人工呼吸器はもちろん、先進医療・抗がん剤治療や透析をやめ、疼痛を抑えるなど対症療法と、白内障手術や入歯などの生活に関わることのみ保険医療を認めるようにしたら、医療費、介護費など減って、増税を抑えられるのではないか。でないと、ホント、日本は若い人達に負担ばかり増えて、夢も希望も持てない先細りの国になっちゃう。 2018/12/01

カタコッタ

12
タイトルに激しく惹かれて読みました。90歳の夫の母と同居して30数年経ちます。私自身は著者と同じ気持ちです。老いた母とどうすごすか、これからの切実な課題です。2018/02/15

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