このねこばなし

著者名：平井清【原作】/篠崎司【漫画】

講談社（2017/08発売）

• ISBN：9784063106534

内容説明

「ゆきね」と「このね」は姉妹。空想好きの妹このねの趣味、それは「勝手に　アテレコをして物語を語る」こと。ねこ、ハト、犬、たぬきの置物、お化け屋　敷のお化けなど次々とアテレコをするこのね。そんなこのねに振り回されるゆきね。姉妹を優しく見守る父・秀雄。そんな家族の毎日を描いたファンタスティックコメディー。そしてラストは爽やかな感動が！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なた5963]

常識派で状況をやや悲観的に捉えがちな姉・ゆきね、動物などにアテレコして妄想するのが大好きな明るい妹・このね、基本良い人だがこのねと同じく子どもっぽくやることがずれている父親・秀雄の3人家族の話。基本、悩んでいる姉がバカ騒ぎに巻き込まれて結果としてちょっと解決する流れになってたりする。やー子どもは無邪気だなー。そして良い話だなー。などと思いながら読んでたんだが、ラストで「えっ？」と思う急展開。読み返すと…確かに…うん。最後のマジさにビビったが、なかなかに良い作品でした。

2010/04/17

[zope]

最後急展開過ぎて、えっとおもって、また読み返してしまった。綺麗にまとまってる良作です

2010/06/20

[じょり]

不思議なくせのある女の子の「こばなし」と思って読み進めてたら、最後の最後で、そうなのかと。やさしいお話でした。

2010/05/05

[ビーハブ]

続き物じゃない漫画を探してたら見つけた。ラストの展開は驚いたけど、何度か読み返したら「そういう事なんだな」と答え合わせ出来て良かった。

[iwaokeinfinity]

非常に肌に合わなかった。終始気持ち悪さで吐き気をもよおしてて、鳥肌はたちっぱなしだった。ラストもすんげーイラッとした。合わないもんは本気であわへんなぁ

2010/10/22