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内容説明
ふだんコツコツ気遣いしている人が、ココ一番でもできます。
生まれつき気遣いのできる人とできない人とがいるのではありません。
気遣いは、勉強×体験です。
勉強をしたら、実際に自分で試してみることです。
体験とは、成功ではなくて失敗です。
失敗した時に「コツはなんだろう」と、もう1回考えます。
勉強と体験を日常の中で何回転もさせた人が、ココ一番でも気遣いができるようになります。
気遣いができるようになると、いろいろなことに気づけます。
気遣いは、結局、気づくことがベースです。
気づかなければ、何も起こらないのです。
何も起こらなければ、ミスもしません。
気遣いは、目に見えない世界です。
気遣いが見え始めると、「あそこにも気遣いのチャンスがある」「ここにも気遣いのチャンスがある」と、気づきます。
さらに、「こんなところで私は気遣いをしてもらっている」と、感謝の気持ちが芽生えて、自分の中で幸福感が湧いてきます。
幸福感を味わうことによって、また人にも幸福を与えたくなるという正のスパイラルに入ることができるのです。
目次
第1章 優しくされた人は、気遣いができる。
第2章 しないことで、好かれる
第3章 気づきで、仕事の質を上げる
第4章 振る舞いで、相手が安心する。
第5章 ダンドリが、心地よくする。
第6章 気の使い方で、マインドが変わる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
26
色んな気遣いの方法がよく分かった。2022/10/20
さっちも
18
人に好かれていないし、気遣いもできていない自信があります。そんな私は意外にも気遣いの素質があることが分かり嬉しい。いい人やメンタル的にクヨクヨしない人は、ある出来事を悪意に受け取ったりしないし、流せるので気づけない。反面性格的にひねくれている人のほうが、こう受けとられたら誤解を招くなぁと深読みできるはずと言うわけです。あとは考え、トライエラーですな。漱石だったかが、善行を相手にそうと思わせたら、それはもはや不善だという事を言っていました。本書でもそういう警句がたびたびあり、強く同意しながら読みました。2019/11/20
ココアにんにく
6
毎日少しずつ読みました。ひとつひとつのテーマ以外に大きな流れがあるので、やはり中谷さんの本は一気に読んだ方が充実感があることに気付いた。講演会での話が多かった。時節柄マスクの事など自分の思っていた事と違う内容が分かるのが嬉しい。あとがきの「私はいいことをしている」の自己満足型気遣い。読んでいてザッと顔が青くなるほど自身の事を言われているように思えた。感謝・賞賛を求めてする行為の愚かさに気付きました。「気遣いの怖いところは、相手は気づいていなくても、周囲の気遣いをしている人たちからはよく見える」2018/02/16
マカロン
4
久しぶりの中谷さん。時々中谷さんの著書を挟むことで今の自分の課題に気付かされるのと同時に、謙虚になれる。驕り高ぶりをサラッと流し、こう有りたい自分に導いてくれる。今回は「気遣い」がテーマ。自分がしたいことをするのが気遣いではなく、相手がしてほしいだろうなということをするのが気遣い。自分の思い上がりで相手が見えなくならないように気をつけたい。2023/02/05
淺野 昌規
3
遠慮のかたまりは、食べよう。(112ページ)2017/07/22