内容説明
身近な地層や地形から、地球の成り立ちやダイナミックな活動を知る!
“生きている地球”を感じる一冊!
本書では、日本に存在するさまざまな地層や地形、出土した鉱物などを見ながら、どうしてそのような地層や地形が生まれたのか、
また、どのような特徴を持っているのかなどを、やさしい解説と多くの写真で読み解いていきます。
今回の増補改訂版は、2015年に刊行した前著に、最近注目されている「ジオパーク」についての記述を増やし、
ゼノリス、土柱、砂鉄、砂州・陸繋島といった新しい項目を追加しました。
また、岩石を目で見て鑑定するための手引きを追加し、野外観察での実用性を向上させています。
地層について、基礎から学ぶには充実した内容となっています。
目次
地層・地形のフィールドガイド
野外観察の基礎知識
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田氏
14
センター試験において、理科科目選択者数の最も少ない残念科目、それが地学である。そんな哀しみの地学が、ブラタモリの貢献あってか近年注目され始めている…はず。そうであってほしい。で、私のようにインドア派にも関わらず地学に興味を持つ人間が出てくるわけだが、そんな我々がアクティブな地学趣味者となり野山へ川へ海岸へと繰り出すようステップアップするのを助ける一冊、それが本書だ。掲載の写真は多い上に資料としての質も高く、添えられる解説も踏み込みすぎず浅くもない。難点は、ほぼフルカラーなせいで持ち歩くには少々重いことか。2018/11/02
鯖
11
玄武洞の縦横無尽に走り、橋のようになっている柱状節理が自然にできたものとは思えなくて、すごい。先日ブラタモリの黒部ダム編でみた氷河でできるUの字の谷カールの説明も。温泉に含まれる成分でできあがるレースのように美しくドレープを描く温泉珪華。ブラタモリを見ているときに脇に置いておくと便利かも。でも河岸段丘のページはなかったww2017/10/22
ハエドリ
6
野外ででてくる岩石を肉眼である程度同定できるようにはなりたい。最後のページの鑑定手引きはそこそこ役立つものだった。主要鉱物はしっかり覚えなかんな。2018/10/15
陸
1
図書館で借りたのは改訂前版。2023/07/11
takao
1
ふむ2022/03/28