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内容説明
決してガイドブックには載ることのない、シニア向けの味わい深い旅、ちょっと変わったバックパッカースタイルのひとり旅を提案。初心者でも行きやすいアジア各地を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
20
シニア旅にはハードルの高そうな場所ばかり…笑2020/03/24
P太郎 ̄(=∵=) ̄
18
この方の著書は割安でバックパッカーの旅なのかと思ったけれど、その土地の民の目線から見えてくる民俗学が感じられた。シルクロードとは、イスラム圏と唐を結ぶ交易ルートをオアシスからオアシスへ運んだもので、行ったのはソグド人だという。音楽と酒を愛したソグド人は忽然と消えたのではなく、イスラムや唐に溶け込んだのではないかという考えも面白い。カラコルム・ハイウェイという、四千メートル級の峠をいくつも越える山岳道路も初めて知った。治安やバス、電車、道路がお国事情を物語っていて興味深い。2022/12/01
onasu
18
中国では、先の大戦に関わる好対照な二つの施設を訪ね、韓国では、観光客向けではない飲食店での注文の仕方を紹介、タイでは、バンコクの安宿に暮らす本邦を始めとした年金暮らしの方が、ビザの更新と物価高から、カンボジアに向かう人も増えた等など。 10月~1月のアジア諸都市向け、既存とLCCの航空券代比較も、こんなに違うのかと改めて感心。 ただ、飲酒事情や安宿など、題名に沿った内容なのだが、今ひとつおもしろ味がない。また、地図や写真が一枚もないのも不親切。 それにしても、この題名に手が伸びるようになったとは…。2017/12/12
いっちょらるれ~
8
バックパッカーにはなれないので下川さんの本で気分だけ味わいました。スターフェリーは何度も乗ったなーとかハングル文字しかない焼肉屋で困ったなーとか確かにベトナム人はちょっと油断ならん!などと自分の経験も重ねて合わせて楽しめました。2020/07/12
雲をみるひと
7
国毎にひとり旅に必要な情報を提供した内容。比較的アジアの中でもメジャーな地域が対象だが、類似本がたくさん出ているタイなどは陸路での隣接国との国境越えに特化するなど内容に工夫が見られる。シニアひとり旅が目的でなくても読み応えがあり十分楽しめる本。2019/09/11