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内容説明
決して少数派ではない「敏感すぎる(HSP)」人。実は「大きな音や騒々しい場所が苦手」「話し声がすると集中できない」「人から言われる言葉に傷つきやすい」「頭痛や下痢になりやすい」などは、単なる性格や体質の問題ではないのだ。この傾向は生きづらさを生むだけでなく、人付き合いや会社勤めを困難にすることも。最新研究が示す過敏性の正体とは? 豊富な臨床的知見と具体的事例を通して、HSPの真実と克服法を解き明かす。過敏な人が、幸福で充実した人生を送るためのヒントを満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そる
248
HSPの事が書かれてるはずなんですが、そもそも作者岡田さんは、HSPという概念はアーロン博士が提唱しましたがHSP=過敏症は、症状であって原因でも疾患名でも症候群でもないから過敏症でひとくくりにするのはやや暴論との事。それは音光匂いとかは遺伝など神経学的や環境要因だし、人の顔色を伺うことや見捨てられ感が強いなどは愛着障害やトラウマに寄るところが多いと。でもとにかくこの対処法は具体的で参考になる。実践していきます!「人生が周囲の刺激によって迷走しないためにも、常に書いて整理するというのは有効な方法です。」2022/12/23
やすらぎ
147
人は同じ場面でも感じ方が違うもの。…過敏な人は過去の何かが心の傷となっているのだろうか、人の笑い声、態度、表情、咳払い、足音、癖。気になりだすときりがない。些細な言葉に傷つき、失敗に落ち込み、何かをきっかけにフラッシュバックして引きずり戻され、繰り返されるほど浄化しづらくなる。…愛着の強い人はとかく、自分の思いしか見えていない。相手が冷たくなった、話を聞いてくれないと責め立て、本当は甘えたいのに破綻へと向かっていく。過敏な状況とどう付き合うか。過敏だからこそ気づける視点は沢山ある。それを肯定的に活かそう。2019/08/30
ひらちゃん
72
最初から当てはまる事が多すぎて…。音にも匂いにも敏感でしょ。生きずらさは感じますよ。でも愛着障害ってのはどうかな?感じた事はないのでいまいちピンとこない本でした。ネガティブが全て悪いわけでなく、前もって考える事がいい時もあるって思えたのは良かったです。具体的にどうすれば生活しやすくなるのかが知りたかったです。2019/11/18
Kentaro
48
愛着不安と言うのがある。愛着している存在に見捨てられるとか、拒否されるといったもので、幼い頃母親から離れると言う分離不安まで遡ると言う。 母親に責任を押し付けてはいけないが、母親との関係が安定して場合には愛着不安の症状は起きないが、弟ができたりと環境変化が強く、母親が自分を見てくれなかったと言うような原体験をしている場合、こうした愛着不安になることが多いようである。母親が安全基地として機能しない場合にこうした愛着不安を原因とした心理的不安が増幅してしまうようだ。安定した母親が望まれるのも理解できる一面だ。2019/11/12
ちさと
35
「過敏」さを抱えて生きるとは。自分の過敏性プロフィールをチェックしつつ、それぞれの傾向とメカニズムが学べます。程度の差や症状の違いが大きく、原因も様々な領域だけに、対処法もいく通りもあるみたいです。気にしすぎて頑張ることをおやすみするのがいいのかもしれない。大切なのは過敏な神経や心を守ること。人の評価や思惑によって左右されない領域を持って、自分自身が自分の安全基地になること。2018/09/25
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