コスミック時代文庫 殿は替え玉 松平玉三郎 殿さま草紙

著者名：藤村与一郎【著】

コスミック出版（2017/07発売）

• ISBN：9784774725673

内容説明

貧乏御家人の松平玉三郎は、借金を気にするふうもなく、ときたま奉行所の手伝いをするほかは、その日暮らしの気ままな生活。その日も、知り合いの与力に頼まれた玉三郎は、水戸藩の歌会で大名の奥方を警護するという、なんとも面倒な仕事に、いそいそと出かけていった。ところがこの男、相手が誰であろうと曲がったことが大嫌いという、いささか厄介な性格の持ち主。美貌の姫を手籠めにしようとした水戸斉昭を退治したまではよかったものの、急死してしまった姫の夫……つまり、一国の大名の身代わりを務めることになってしまった!無頼の御家人が殿さまとなり悪を裁く、痛快時代劇！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[蕭白]

コミカルな雰囲気は良かったです。さてこれからどうなるのか、気が向いたら読んでみよう。

2016/01/19

[ひかつば＠呑ん読会堪能中]

貧乏御家人が亡くなった５万石の殿様に瓜二つ、ということで殿に成り替わる話。どうやら水戸斉昭を敵役として話が進むようだが、読むマンガとして呑みながらパラパラいくと丁度いいかも。

2013/09/16

[壱分銀知恵]

TV時代劇的な内容かな。荒唐無稽で絵図らが浮かぶ…主人公は若き杉さまオシ(^^)だから、ツッコミもせず楽しむ。ただ一言、帯文句なんか違う。

2012/11/14

[あき]

色男で頭が切れて剣も凄腕、ここぞって時の決めゼリフもある。いい女に弱いのはご愛嬌。古き良きTV時代劇のノリ。肩肘張らずに気楽に読める、実にコスミックらしい一冊。

2021/05/19