創元SF文庫<br> 墓標都市

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創元SF文庫
墓標都市

  • 著者名:キャリー・パテル【著】/細美遙子【訳】
  • 価格 ¥1,425(本体¥1,296)
  • 東京創元社(2017/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488769017

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内容説明

旧文明を滅ぼした〈大惨事〉から数百年。多くの人々は地上を嫌い、各地に巨大な地下都市国家を築いて暮らしていた。その一つ、ヴィクトリア朝風の階級社会が栄えるリコレッタでは、失われた過去の知識は重大なタブーとされ、政府に厳しく管理されている。そんな中、〈プロメテウス〉なる謎の計画に携わる歴史学者が何者かに殺された。女性捜査官マローンは新米の相棒とともに捜査を始めるが、上層部から妨害が入る。一方、貴族社会の裏側に出入りする洗濯娘ジェーンは殺人現場に遭遇し、謎めいた男アルノーと出会って事件に巻き込まれてゆく……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむー

65
一度文明が崩壊したヴィクトリア朝レベルの地下都市とか禁じられた過去の歴史とか、設定的には大好物なはずなのにどうにもピンとこなくてモヤモヤ。『可もなし不可もなし』。三部作の一作目であることを差し引いてみても、ふたりの主人公・マローンとジェーンをはじめ、全体に登場人物の個性がボヤけて輪郭が掴めない印象。情景描写もちゃんと説明がされている割には情景が浮かんでこない。終始ピリっとしたものがないままあやふやに感じたのはこの作品のせいなのか俺の受け取り方のせいなのか。2017/10/08

かおりっくま

16
うーん、面白いには面白いのだが、SFみが薄いのが残念。地下の都市である、という必然性などはたぶん続編に出てくるんだろうなぁ。2017/10/17

スプリント

15
世界観がとても良いです。 著者はFallout:NewVegasなどを作成したObsidian Entertainment社でナラティブデザインを担当しているそうです。そういえばこの会社は先日マイクロソフト社が買収を発表しましたね。さらに本作品は三部作の第一部にあたり、まだまだ世界の全貌は明らかになっていません。次回作はイスラム世界をモチーフにした地下都市だとか。翻訳が出ることを熱烈に祈りたいと思います。2018/11/12

よきかな

9
あまり期待してなかったけれど、おもしろかった!三部作だそうだけど、続き出るのかな?表紙から受ける印象よりもキャラクター性が強い小説だった。腕利きの女性捜査官と下層階級の女の子のダブル主役で、二人の視点から地下都市の秘密が絡んだ連続殺人事件が交互に語られていく。終盤でのとあるキャラクターの死がショックだった。描写がそっけなかったこともあり、実は生きてるんじゃないかと期待したんだけれど・・・2017/08/17

こまそらねこ

6
また勝手に誤解して読み始めたんだが、(洗濯娘でなく洗濯少女、女性警官を若い女性警官)世界観は、なんとなく、想像通り、ウールとかシフトみたいな、旧文明(私たちが今存在している世界)のあとの物語。旧文明の知恵を独占するとかしないとか、なんとなく、世界観はわかりやすいけれど、思ったほど、面白くなかったのだ。3部作らしいので、このあとに期待したいところだが、この値段をだして、あと買うのだろうか?謎満載の1作目だけれど、登場人物、あんまり魅力的でない。なぜだ!2017/11/02

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