角川文庫<br> 男の真剣勝負

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角川文庫
男の真剣勝負

  • 著者名:津本陽【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2017/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041713129

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内容説明

織田信長、徳川吉宗、渋沢栄一、金子直吉、山岡鉄舟、宮本武蔵ら歴史に名を残した男たちは、剣が峰に立たされた際、乾坤一擲の大勝負に出て、逆境を切り抜け、己の意地を貫いた英雄たちである。時代が混迷化する今こそ、彼らに学ぶ点は多い。「今、最も求められるリーダー」「官僚が学ぶべき人」「晩年にも機あり」など、歴史小説の第一人者が、現代によみがえる16人の英雄(サムライ)の実像とその魅力を描き切る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mura_ユル活動

35
ケイさんのレビューで、手に取った。16人の英雄の真剣勝負。それぞれが人より時代を濃く生きる。簡潔にまとめられ、気に入った人物をチェックし、詳細の時代小説を読み進むのが良い。やはり近藤勇は読み物としてハラハラし面白かった。鉄舟や相場師是川銀蔵は今後、読み進めたい。「人は道によっておこなう時は勇気が出るが、わずかでも私心があり、術策をめぐらす気があらわれると、身に隙が生じるものだ」。「無形をもって有形に勝つ」。高頻度で出てくる言葉『天稟(てんびん)』。文章中、人が多く出てきて家系図などあるとよいと思った。2013/10/23

ケイ

31
真剣勝負だから、勝つ場合も負ける場合もある。いづれも、命を掛けた真剣な勝負は美しい。吉宗や大岡、是川銀蔵などは、生涯をかけた勝負というか生き様。立派だが、やはりここぞの勝負…、信長の合戦や、清水次郎長の鉄舟との対面、鉄舟が何年もかけて勝とうとした浅利との剣道対決など、彼らの気迫に心が踊らされた。勝てないながらも、ひたすら主人の家の再興をはかった山中鹿之助の執念にも心酔した。恋だの愛だのは関係ない男の勝負は美しく羨ましい。女の真剣勝負ではこうはいかない。2013/09/22

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