内容説明
静かな町で起こった事件。なんと葬儀場で死者がよみがえったのだ。葬儀社の若社長・遼一は、秘密裏に調査を始める。 一方、遼一の妹・佐紀は、幽霊が見えるという不思議な少年と出会い……。
※本書は二〇一五年十二月に小社より刊行された単行本『黄泉がえり遊戯』を、加筆・修正の上、改題して文庫化したものが底本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
キャプテン
60
★☆☆☆☆_「暗く黒い夜の底からフェア」第二弾。日本ホラー大賞受賞の『死と呪いの島で、僕らは』の著者による青春ホラー。タイトルの感じは似ているが、全くの別物。変哲のない、とある田舎町で次々と死者がよみがえる怪現象が発生する系。でもゾンビ系ではないような、そんなもんのような。まあなんでもいい系なような。あと半年、この作者に時間があったなら、良作になってそうな感じがした系のような、編集に追いまくられてる系のような、不自然に青春系のような。前作のように青春とホラーがバランス良く両立してそうでそうじゃないような。2017/09/03
はつばあば
58
kindleUnlimitedで。読み友さんのレビューを読ませて頂いていたらホラーもいいかなと探していたら作者さんは違うが、怖さと胸キュンを同時に味わえる作品に出会えた。まだ幼稚園か小学校の低学年に曾祖母の葬儀で火葬場へ。あの柩の中で、もし生き返って火の中で気がついたらどうしたらいいのだろうとしばらく怖くて眠れなかったものだ。それが紙面で・・葬儀場で死者が蘇って他の死者を喰う(ギャ~)。夜に読んだ私がバカだった。もう怖くてやめようかと思ったが・・胸キュンはこの後味わえた。ホラー好きな人なら・・(^^♪。2019/01/30
よっち
36
寂れてゆく一方の田舎町。父が死んで受け継いだ葬儀社で死者が甦る事件が続き、若社長遼一が風評被害を振り払うため調査を始める青春ホラー。高校時代の親友の自殺を引きずったまま、父の死により望まぬ形で葬儀社を継いだ遼一。霊が見える秘密を抱え、そんな兄を厭うようになっていた佐紀が出会った少年・颯太。最初何事にも腰が引けていた遼一が黄泉がえりを巡る町の過去や自らの想いに向き合い、佐紀もまた颯太との出会いかららしさを取り戻してゆくことで、様々な停滞が打破されて動き出す予感と爽やかな読後感に繋がってゆく素敵な物語でした。2017/07/27
坂城 弥生
29
人が生き返るのは気持ち悪かったけど未来が見える結末は良かった。2019/07/02
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
29
受賞作より、読みやすかった。最初はちょっとタラタラ進むので、途中で放置したけど、中盤に入ってから面白くなってくる。微妙なジワる感じの作品2019/03/17




