新潮文庫 眠狂四郎独歩行（上）（新潮文庫）

著者名：柴田錬三郎【著】

新潮社（2017/07発売）

• ISBN：9784101150123

内容説明

二代将軍秀忠の正統を称する若者を頭にあおぎ、幕府転覆をはかる風魔一族と傾いた幕府の支柱たるべく旗本八万騎からえらばれた秘密集団黒指党との壮絶な死闘。葵の刺青を持つ娘を救ったために死闘にまきこまれた狂四郎に風魔の手練者が襲いかかる。狂四郎を慕う薄幸の美女、予知能力をもつ怪盗、そして、冴えわたる秘剣円月殺法……。殺気とエロチシズムに溢れる本格伝奇時代長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tai65]

星４つ

2020/03/08

[又三郎]

風魔一族が現れてやっつけて、また現れてやっつけての繰り返しがメインストーリーで、所々旅に出てサイドストーリー的な短編話を挟んだりする。大人の漫画のようなもので、あー面白かった、で感想が済むような気軽に楽しむ小説です。

2023/11/20

[すす]

風魔一族や黒指党が登場。 眠狂四郎は…相変わらずのスタンス、そして腕の冴え。 短いエピソードの積み重ねでストーリーは展開するのでちょこっとずつ読み進めるには最適。 ただ、面白いか？となると…う〜ん。 幾つも読んだせいか、当然目新しさはない。ハラハラするところもない。余裕の狂ちゃんと言ったところ。強すぎる。 下巻は必要有るのかな？とも思う。 けど、読みます。何となくつい読んでしまう。そして直ぐ忘れそうな気もする。

2023/08/13

[弦舞院 律枢]

読破

2013/03/23

[みねお]

これまた難敵現る。長い戦いになりそうだ。シバレンの達意な文章に引き込まれる。

2019/05/24