角川文庫<br> BABEL 復讐の贈与者

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角川文庫
BABEL 復讐の贈与者

  • 著者名:日野草【著者】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2017/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041058435

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内容説明

「今から起こることは、全部おまえのせいだ」。
高校時代の同級生に復讐するため、高層ビルの展望室を占拠し、
多数決で殺す人質を決める“命の投票”を始めた男・伏見。
彼の計画は、一人の男の登場によって綻び始める……。
人それぞれの隠れた弱みを巧みに見抜き、利用し、業務をこなす義波と復讐代行業者《援助者》。
だが、彼らにもある組織が忍び寄る――。
変幻自在にあなたを惑わす、衝撃のミステリ!
番外編「象の鎖」収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

49
リベンジを請け負ってくれる復讐代行業者。警察に捕まらない死体の処理方法は・・庭?。う~ん絶対売れない土地だね。今回はカッコ悪い爺さんがしゃしゃり出てきましたよ、なんだか悪徳銀行とか?。わざわざそんなの作らなくても国の財務省が既に悪徳銀行でしょ。2020/05/10

るぴん

40
シリーズ2作目。前作がストーリーといい構成といい、すごくスリリングで面白かった分、期待しすぎたかなぁという印象。どんでん返しにも免疫ができてきてしまって、ちょっぴり飽きてきた所に、義波達を敵視する悪事銀行が登場。彼らとの絡みが今後の見もの。番外編の「象の鎖」が、少し毛色が違って印象に残った。タワーマンション内のヒエラルキー。怖い怖い…。2019/01/18

hnzwd

32
シリーズ第二弾。前作に続き、今作もきちんと驚かせてくれました。仲間と共に復讐代行業を営む主人公が今回もあの手この手で復讐を実行していきます。伊坂作品の殺人劇団に似て、舞台設定をしていくタイプなので話はバラエティに富んでます。ライバルとなる悪の組織も登場し、、シリーズ続くのかな??2018/03/09

スミレ

22
シリーズ2作目です。 前作同様、予想の出来ない展開にドキドキしながら読みました。 ただ、「悪事銀行」なる裏組織の出現で、物語全体が陳腐なものになってしまった印象…。 完結編の「TAKER」もとりあえず読みますが、私には合いませんでした。2018/09/18

冬木楼 fuyukirou

20
シリーズ2巻目。前回にも増してエゲツナイお話だし、義波が表面上は好青年をまといつつ底知れぬオソロシサだし、でもまあ、怖いもの見たさというか読んでしまいました。こういうお話を「おもしろい」というのは後ろめたい感じがあるけど面白いです。シリーズ3巻目もきっと読みます。2017/10/09

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