内容説明
「いいブドウを使ってその力を引き出すように発酵させ、酸化防止剤をゼロか、本当に少ししか使っていないナチュラルなワインは、赤なのに淡い色のニュアンスを持っていて、熟成感のある色っぽい香りがする。(中略)ヴァン・ナチュールもグラン・ヴァンも、ワインの理想として行き着くところは一緒なんだと思う」――昭和の時代から活躍するワインの伝道師が初めて語る、固定観念に縛られないワインの楽しみ方と、その行き着く先。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまくま
2
自然派ワインは現在では一般的なものになりつつあるのでアウトロー感はあまりなかった。2022/09/18
K
2
アウトロー…というほどでもなく真面目なワイン論。家飲みもするけどあわせる料理考えるのが面白くも難しい。2021/08/24
山下 賀久
2
昭和の時代からワインの伝道師として活躍され、ビストロやレストランのオーナーでもある勝山氏にインタビューして書かれた本です。バブルの少し前から現在に至るまで、日本におけるワイン文化やブームがどのように広がり、深まっていったかの歴史と、作り手やヴァンナチュールについても詳しく紹介してくれています。ブドウを育てる人、ワインを作る人、売る人、広める人など、ワインそのものよりも人にフォーカスした本だと感じました。ワインだけでなくそれを取り巻く人々に対して著者の愛を感じます。ワイン好きにお勧めの一冊です。2017/08/01
TOMYTOMY
1
自然派ワインとは。 面白い2020/01/14
uchi
1
同じ話が繰り返し出てくる感じですが、勉強にはなりました。2020/01/13