内容説明
めまいやふらつき、倦怠感、イライラ、朝起きられない、冷え性、頭痛……あなたの不調は、「鉄・タンパク不足」の症状かもしれない――。日本女性の大半は、貯蔵鉄(フェリチン)が空っぽの状態で、深刻な鉄不足だが、多くの人が自分の鉄欠乏に気付いていない。近年、「高タンパク・低糖質食+鉄剤」療法によって多くのうつ・パニック患者を完治させている精神科医が、多数の症例を交えながら、鉄・タンパク摂取の重要性を伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hundredpink
58
「日本女性の8割が鉄不足」と著者2019/01/25
mana
48
初期のパニックや鬱には効きそう。自分のような拗らせたもの、原因が明確な鬱はなかなか完治まではいかないかも。この先生の他にデータがあるかどうかわからないので、これだけを信じるわけにもいかないけど…(正直胡散臭く感じたので😅)。でも、栄養を見直すことは大事だなと感じた。鉄分はサプリメントで摂取しているのでいいとして、低糖質で高タンパクを目指していきたい。欧米には小麦粉に鉄を混ぜているらしい。効率的でうらやましい。2022/07/29
としちゃん
47
うつやパニックなどの気分障害が、鉄とたんぱく質の積極的摂取で改善することを書いた本。鉄不足の指標となるのはヘモグロビン値ではなく、体内の貯蔵鉄の量を指すフェリチン値。ヘモグロビン値が正常でもフェリチン値が低い場合があり、これが隠れ貧血。女性は基本的に鉄不足に陥るそうで、程度の差こそあれイライラしたり、落ち込んだり、塞ぎ込んだりしがちになる。鉄と一緒にたんぱく質をしっかり摂ることが大事だそう。健康長寿の方は牛肉をよく食べるというのは、ここでも納得。たんぱく質と鉄分タップリの赤身肉食べなくっちゃ。2017/09/30
異世界西郷さん
29
鬱病やパニック障害などに罹る人が多いがそういった人達の症状を軽減するにはどうすればよいか。医師でもある著者が長年患者を診察しながら得た知見を基に論じる一冊。「低糖質+高タンパク+鉄」の組み合わせにより鬱やパニック障害、はては発達障害をも軽減することが可能とのこと。特に、著者の鉄に対する語り口は“鉄最強!”と言わんばかりです。たしかに、鉄分というのは実際にどんな働きがあるかはよく分からなかったわけですが、鉄が体内でどんな働きをしているかやなぜ鉄が必要なのかが分かりやすく書いてあり勉強になりました。2018/05/10
カッパ
24
【◉】【概要】表題通りなのだが、うつや不安など精神疾患は栄養をとることで良くなることが多い。特に女性はそうである。 糖質制限とたんぱく質と鉄をとることが大事。根拠も書かれている。【感想】あらすじには書いていないがこれを根拠として医療のエビデンスにするには道が険しい模様。それでも理にかなってる。私はこてつ院長というなでやっているプログも愛読している。さっそく明日から取り組もう。2018/04/07
-
- 電子書籍
- ある日妹が消えた 1【分冊】 11巻 …