内容説明
横須賀北陽学園高校2年、亜優、俊輔、拓己。幼なじみの3人は、いつでもいっしょ。あの運命の夜までは…。海と坂道の美しい横須賀を舞台に、かけがえのない日々をリアルにつづる青春ラブストーリーの傑作登場!
※本書は2013年に小社より刊行された著作を改稿し、文庫化した内容となっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょこまーぶる
51
青春を感じれたなぁ~と思う一冊でした。今は2人になってしまった幼馴染の若者3人の純愛の日々とこれから・・・という感じの話ですが、登場する若者たちが良い子?達ばかりで、読んでいる自分も良い大人?になっていくような気がしました(って、なんのこっちや)。読みながら友人という関係を気にしすぎるあまりに、その関係が崩れる怖さがあり好きなのに面と向かって「好き」と言えない感情に共感してしまって、苦しい気分になった場面もありましたが、自分の感情はホンワカしていましたね。そして、残された2人を応援する気持ちになりました。2020/10/02
はるき
37
きゅんきゅんします(笑)幼馴染みの男女三人、お互いが大事な切ない三角関係。動き出した恋心を砕いたのは、残酷な死…。大変読みやすく、読者の期待に応える青春小説でした。2017/03/29
もべ
1
昨年度の全国高等学校ビブリオバトル準グランドチャンプ本。紹介を見て犯人が知りたくなったので読んでみた。ほんとに胸キュン。でもキュンキュンするというよりあたたかくなる的な。2022/05/22
エストラゴン
1
甘酸っぱいお話しです。2017/12/29
ピクミン
1
二人のサッカー少年は同じ少女を好きになり、少女は三人の時間を大切にしていて、そして片方の少年は故人となる。こんな三角関係は割りと王道というかベタな気がする。だけど基本的に青春のキラキラさが前に出る作品なので、下手に変化球にするより直球なストーリーになってるのはよかったと思う。2017/03/20