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内容説明
手を触れずに物を壊す「力」を持って生まれたゆえに、幼い頃、母親に捨てられた男。名前を忘れ、あてどない旅を続ける男が袖ふれあうは「力」が呼ぶのか、人にはなき「力」を持つ者達だった…。表題作ほか3編の幻想時代物語を収録。 電子版限定山口美由紀先生描き下ろしイラスト付き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
6
子供の頃に好きだった作家さん。久しぶりに読んで見たくなって購入。SF風味のメルヘンファンタジーが持ち味だと記憶していたけど、今作は時代物。渡世人と超能力。今読むと、流石に子供にも分かる構成がちょっと引っかかるが、優しい作風に少しの悲しさが漂う雰囲気が懐かしい。絵柄の安定感のある綺麗さも見ていて楽しい。超能力。現代にあるなら何時の時代でもあるだろうけど、昔は辛かっただろうなあ。偏見とか。2019/06/22
華里
5
再読。ファンタジー作家、時代物に挑戦・・・・・というところでしょうか。笑える小ネタも多いけれど、ペースが重い山口さんならではの作品。時代物とファンタジーが綺麗に融合していて、好きな作品です。2013/09/18
つったん
5
時代物に超能力という異色の組み合わせ。 主役はなんというか作者の好みだよねぇ(笑)ちょっとスリムだけど。 他の作品に比べると暗めの雰囲気だが、ラストにそれぞれ救いがあるのが嬉しい。2013/03/25
a43
3
これが一番よかったかね。 短編がさいごぜんぶつながってるみたいなのって、もっと上手くいけば誰かの小説みたいね2014/10/23
t
1
時代劇と言うこともあるのでしょうが雰囲気がそれまでの話とまったく違う一冊。2012/02/18