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内容説明
名古屋市自らの調査で「最も魅力に欠ける都市」に選んでしまった名古屋。
喫茶店文化や名古屋嬢などの独自の文化を築いたディープタウンは、いかにしておかしな都市となり得たか。
濃尾三川や奇才藩主徳川宗春、名古屋城や小倉トーストの歴史など、そのルーツをたどる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
239
まあまあ。このあいだ名古屋に行ってきたので読んでみた。名古屋出身の作家が、名古屋のおかしな箇所をつらつらと語っていく一冊。ご本人はあまり名古屋に愛着がないような書き方をしているし、「品がない」「なれ合いが強い」「芸術がわからない」などディスってるけど、なんだかんだで「このままでいいのだ」とバカボンパパのような結論になっていて、文章からも変に名古屋を持ち上げたり見下す感じも受けないから、なんだこんだ独特でいい町なんだろうな、とは思った。2018/06/26
かんらんしゃ🎡
45
名古屋を一言で言うと「実力あるのに人気が無い」。落合時代の中日ドラゴンズみたいだ。その落合を切ったら実力までなくなってしまった。名古屋人らしく派手なことはせず、モノ造りに励めば良い。「日本経済は愛知と名古屋が支える」と名古屋市の隣に住む私は思う。2017/09/17
雲國斎
21
いやあ、おもしろかった。名古屋弁、名古屋経済に名古屋の食文化から名古屋史まで、笑いながらうむうむ確かにそうだとうなずきつつ読み終える。「名古屋には変わってほしくない」と筆者は願う。となりの岐阜の在だが、名古屋と同じ「たわけ」(「くそだわけ」「どだわけ」も使用頻度高い)を使いこなす身として、清水先生、「心配せんでもええで。変わるわけにゃあで。とりあえず、あそこの喫茶のモーニングでも食べてこ。だれぞツレでも誘ってなも!」と言いたい感じだ!2020/01/31
トムトム
13
行きたくない街ナンバーワン⁈ 「はぁ?別に無理して来てもらわんでもいいし。いっそ、鎖国にすればいい」と思っていた私の気持ちを書いてくれた本で胸がスッとした。生きやすく居心地のいい偉大な田舎、名古屋万歳2017/07/29
チョビ
11
オモシロイ!ベンジーなんかもそうだけど、名古屋人って裏表なさそうだし、それも隣人関係ズブズブだからもう隠しようがないんでしょうね。そこに至るまでに必ず絡まっている歴史や文化をさっくり知るにはいいんだけど、清水ハカセの本としてはあまり面白くない。2017/09/05
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