内容説明
源平の戦いを壮大に描いた木下順二『子午線の祀り』は一九七九年初演。以来、九二年まで主演平知盛を演じつづけた著者は、さまざまな分野の名優と競演。その美しく力強い劇世界を創り上げていった。戯曲を読み解く作業、呼吸法やせりふ術等の追求の過程でたどりついた境地とは。長く前進座で活躍した名優が、役を創造する苦しみと喜びを綴る戯曲論の傑作。『知盛逍遙』改題。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Moish
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名舞台役者による演劇論。芝居を観るのも好き、戯曲を読むのも好き。だけど、演じる側から演劇を眺めたことがなかったので、新鮮。演技経験ほぼゼロだし、発話法を考えて話したこともないので、どこまで理解できたかわからないけど、観劇の際の新たな視点が加わったのは確か。テキストレジ、デクラメーションなど、演劇用語の勉強にもなった。2017/10/25
葛
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2017年7月10日印刷 2017年7月15日発行 著者:嵐圭史 発行者:早川浩 印刷者:草刈明代 発行所:株式会社早川書房 印刷:中央精版印刷株式会社 製本:株式会社川島製本所 定価:本体1000円+税 解説:水落潔 カバーデザイン:工房はやし 1991年6月に単行本「知盛逍遥」として早川書房より刊行された作品を改題、文庫化2021/01/21
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