内容説明
「我々が攻撃されたら米国は守ってくれるのか」。尖閣諸島をめぐり中国との火種くすぶる日本には重大な問題だ。尖閣リスクは日中間だけでなく米国まで広がる。2012年国有化の舞台裏から今後の危機予測まで取材メモで迫る国際ノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akio Kudo
1
★★ ちょっと具体性に乏しいことは否めない2019/08/16
KJ.O
0
2012年9月、日本政府が尖閣諸島の国有化を閣議決定後、日中間では急速に緊張感が高まり、今もくすぶり続ける。尖閣帰属問題は1972年の沖縄返還まで遡る。二次世界大戦後、アメリカは尖閣諸島を沖縄の一部として占拠した。しかし、沖縄返還時に当時の同盟国の中華民国に配慮して日本の施政権は認めるものの、領有権について曖昧にした。このこと遠因になった。トランプ政権も日米安保条約5条は尖閣に適用されると明言しているので、尖閣を守るだろう。ただし、中国の侵攻に対して日本が主体的に防衛することが前提であることも間違いない。2017/10/15
kadocks
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芝園団地本を読もうと思ってこっちもと思い読んでみた。 アメリカ、中国、日本。曖昧な尖閣諸島に石原。読み物としては楽しく読めたのだが。2020/01/07