内容説明
何度も求人広告に応募しているが、地味で冴えないソフィは、いまだ一度も面接までこぎつけたことがない。最後の頼みの綱だった秘書の仕事も、案の定だめだった。落ち込んだソフィは、思い切って美容院のモデルをすることに。結果、だれもが振り返る奇抜な赤髪にされてしまい……。そんなときに、折あしく面接通知が舞い込んできたのだ。面談に挑んだ彼女を待っていたのは、敏腕弁護士のジェイソン。冗談も通じないほど堅物の男は、髪に目をあてたまま言い放った。「きみを雇うかどうかは、ダーツで占って決めさせてもらう」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
2
就職活動中のソフイと、弁護士のジェイソン。 面接まで漕ぎ着けないソフイが、友人のヘアーモデルになって、たまたま居合わせた女性に、面接の不備を嘆く。 無事面接を終え、1ヶ月の試用期間を得る。 ジェイソンの友人の離婚問題を解決すべき二人が手を組み元サヤへ。 ソフイは、真っ直ぐで好感が持てる。結果的にジェイソンを、思うように操って手に入れた。2018/11/21
akiyuki_1717
1
エマさんの作品としては明るいイメージの作品です。海外旅行三昧の生活からロンドンで就職して落ち着こうとするも、面接にさえ漕ぎつけないヒロイン。自暴自棄でルームメートのヘアモデルになり真っ赤な髪に。美容院で居合わせたヒーロー母がこっそり手を回して、一ヵ月の研修期間を手に入れられたんだけど、そこまで就職難だったのに、傷むからって赤髪のまま面接に行くって、本気なのか?と疑問に思った。まぁロマンス度は低いし、ヒーローは仕事はできるんだけど、女性にはグダグダの感があり、再読はまずない気がする。2019/06/10