マンガでわかる人工知能

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マンガでわかる人工知能

  • 著者名:藤木俊明/山田みらい
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • インプレス(2017/07発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784295001539

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

人工知能のキーワードをやさしく解説!

 今、人工知能(AI)関連の報道を見ない日はありません。AIが囲碁の最高峰プロ棋士を破るという衝撃からはじまり、ポーカーのような心理的な駆け引きの入るゲームでもAIが勝つ、AIが日経新聞社の記事(決算サマリー)を書く、アイドルグループ「仮面女子」の新曲はAIが作詞したものである、というニュースも。想像以上のスピードで、AIが私たちの生活、ビジネスに関わりはじめています。
 本書は、「むずかしいことはわからないけど、人工知能によって世の中がどう変わっていくのか知りたい」という人に読んでいただくためのものです。仕事、子育て、介護など、自分たちの生活がどう変わっていくのを知りたい。そして、「AIに仕事が奪われる」という報道に不安になり、自分はそんな変化の中でやっていけるのか知りたい。そんな、「ふつうの人目線」でのAIの書籍というものは、あまり見当たりません。本書では、マンガによって、楽しみながらAIについての大きな流れや主要な知識を知ることができるようになっています。
 マンガの主なストーリーは……、中堅出版社に勤務する主人公「神保 愛」は、兄「神保 英」のAI研究に関心がなかったが、「人工知能」「AI」という言葉が流行出すのを感じはじめる。「AIが人の職業を奪ってしまう」という記事を見て怖くなり、兄に相談。英は「AIは今後世の中に役立つものだ」と話す。英が言うほど、世の中の人はAIのことを詳しく知らない。愛自身も知らない。自分のような普通の女子にもわかりやすくAIのことを教えてくれるメディアがあればいいなとぼんやり考える……AIがわからない人でも、未来へのヒントをつかめるはず!

目次

表紙
はじめに
目次
主な登場人物
●第1章 みんなすでに使っている!人工知能技術
【マンガ】1話 私の企画 通ったんですか!?
▼ステップ1 いつも使っているものにすでにAIが!
コラム「AIファースト」を掲げたGoogleのAIアシスタント「Google Assistant」日本へ
【マンガ】2話 機械に乗っ取られたらどうしてくれるんだ
▼ステップ2 おなじみスマホのサービスにもAIが!
●第2章 知っておきたい!人工知能入門<b/>
【マンガ】3話 ネットとスマホの普及が要因!AIはいま第3次ブーム
▼ステップ1 そもそも「人工知能」ってどんなもの?
【マンガ】4話 人工知能の進化の鍵はディープラーニング
▼ステップ2 どうして人工知能が急に発達したの?~ディープラーニングの登場
●第3章 教えて!人工知能最前線
【マンガ】5話 AIが仕事の仕方に変革をもたらす!
▼ステップ1 さまざまなビジネスに活用されるAI
【インタビュー】明治大学 理工学部 情報科学科 高木友博 教授 仕事の「真ん中」はAIに。あなたは「上」か「下」どちらに従事したいですか?
コラム プログラミング教育から「AIプログラミング教育」へ
●第4章 人工知能は人間を超えてしまうの?
【マンガ】6話 2020年、AIが職場で活躍する
【インタビュー】日本デジタルゲーム学会 理事 三宅陽一郎 氏 職業不安をもつことは日本ではナンセンス!AIに仕事を奪われるくらいにならないとダメ!
おわりに
もっと人工知能を知りたい人のおすすめ参考書籍
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

35
今自動化とAI化が混同して語られている。自動化はこれまでも広く行われてきた。例えば自動販売機は人に変わってジュースなどの飲料を買うのに浸透しているし、飛行機などは上空を安定して飛行している時はオートパイロットで自動運転されている。均一に処理する世界は機械の方が得意だが、逆に難しい部分、飛行機で言えば、離着陸といった飛行場ごと変わる設備や状況、天候の違いによる柔軟な対応は人間に向く。今後はAIを受け入れて上手に使っている人は生き残り、AIを排除する人、拒否する人は仕事を奪われる。それが著者の考えである。2020/01/15

ペペ

8
AIってもっと難しいものと思っていたけど分かりやすく書かれていたのでためになった。2017/10/30

じゅん

7
 大学の図書館本で、読了。表紙に惹かれて読んでみたけどAIとは、ディープラーニングとはどのようなものなのか、そしてこの手の話によく出てくるワードについての解説がきちんとなされていてこういった分野に疎い方でもサクサク読み進められるのではないかと思いました。AIを受け入れるか受け入れないか、どのように使っていくかを考えていくことがこれからの重要なステップだなと認識させられました。イラストも今風な感じで万人受けする見やすいものでした! 2019/11/01

あきら

6
最近煮詰まった本ばかり読んでたので少しライトなモノを。人工知能の入門書で、おそらくだれが読んでも分かるように広義で使用されてる「AI」のポイントを解説し、実際に関わってる方のインタビューもある。バズワードのように使用されている「AI」だが、その理解は表面的な人が多い。世間は仕事が奪われるかもと煽るが、それならAIのポイントを自ら学び、どうやって今の仕事に活かすか、どういう仕事がAIに奪われないかを考えた方が賢明である。かつてPCが出てきた時のように、これからの社会ではAIと共存する覚悟が必要だ。2020/02/03

トクン…

6
AIによってなくなる仕事もあるということを意識し始めて、読んでみた。昔鉄道が生まれた時、馬車関連の仕事が廃れ多くの人が失職したが、ファッション関連に移行して成功した人もいたらしい。以前父が言っていた。機械に職を奪われるのではない。難しくないが手間のかかる仕事を機械に任ることで、よりクリエイティブな仕事を人間ができるようになり、発展できるのだと。AIは、より前に進みたい人にとって敵じゃない、味方なんだ。思考すること、学習することを大切にして生きていけば大丈夫。クリエイティブな人間になるんだ。2018/10/17

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