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内容説明
プロ野球、高校野球、大学野球……そして、日本ならではの企業スポーツである「社会人野球」。未曾有の不況下において、多くの一流企業は「野球部」をどうしていくのか? 都市対抗野球の華やかさの裏側にある真実を気鋭のベースボール・ジャーナリスト横尾弘一が抉る野球ファン&企業関係者、必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
22
リーマンショック直後の2009年の発行。執筆の直接の動機は名門・日産野球部廃部という事態への強い危機感であろう。社会人野球が抱える構造的問題がまとめられている。本書を読んで気づかされるのは、社会人野球は高校球児・大学生選手の受皿でありプロ野球への人材供給元、だから社会人野球の危機は日本野球界の危機、という事実である。だからこそ社会人野球をもっと盛り上げねばならない。毎夏開催の都市対抗野球に行ってみるといい。東京ドームでビール片手に、トーナメント方式ゆえの真剣プレーと両チームの応援合戦を観戦するのは楽しい。2016/08/21
山田太郎
8
こう不景気だとそんなもんに使うお金あるなら、給料上げろとかいうことになるのでなかなか難しいもんだと思う。2011/01/13
はらへりこ
2
社会人野球について知りたくなって、とりあえずと手にとって読んでみた。今まで、社会人野球はただプロに行けなかった人が野球をしているところ、あるいは、プロになるためのステップアップの一段階、くらいにしか考えていなかったけれども、この本を読んでそれは違うんだな、と分かった。アマチュアという世界での誇り、出来るだけ長く野球を続けたいという思いと、そこからまた次の人生が続いていくのだという覚悟と、そういうものが入り混じった独特の世界なんだなあ、と思った。泥臭くって素敵。是非試合も見に行きたい。2010/07/26
ウマカラス
1
社会人野球の規模が縮小されているということは知っていたが、企業チームとクラブチームがあることをはじめて知った。企業にとっては人材確保だったり、会社の一致団結感というメリットがあるというのはわかるが、「企業の野球チーム」という括りにこだわることが時代遅れなのかなと感じた。野球チームを所有できるような大企業は数が限られてて、伸び悩むのは目に見えているし、歴史や伝統やOBの意見が絡んでくると時代の変化に対応しにくくなる。社会人野球には魅力が詰まっているが、運営における「しがらみ」が問題なのかなと思えてしまった。2021/04/22
トライ
1
社会人野球は面白いのでみんな見に行くといいよ。2010/06/18