内容説明
性愛に関する英語表現には、アメリカの文化が如実に反映している。「デートする」とは具体的に何を指すのか。なぜ正常位が「宣教師の体位」と呼ばれるのか。「ティーバッグする」とは何のことか……。その様は、滑稽で、エッチで、時に愛おしい。英語表現でたどるアメリカ恋愛模様。
目次
第1章 恋愛プロセスの表現
第2章 「お手軽な関係」と「真剣な交際」
第3章 ネット上での出会い
第4章 誘い文句と別れの言葉
第5章 ベッドの中のあれこれ
第6章 恋が行き詰まったら…
第7章 自分の感情と向き合う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
10
アメリカって、思っていた以上に臨床心理士(psychotherapy)が活躍している国なのですねぇ...2014/02/03
ちぇしゃ
8
けしからん英語表現に関するお勉強本のようだけど米国の恋愛事情と英語ではどう表現するかというエッセイの寄せ集めだった。他の方の感想にもあるけど、恋愛にまつわるあれこれの習慣の違い、考え方の違い、文化の違いをちょっとだけ知りたい人にはいいかもしれないけど翻訳ロマンス小説愛読の人、英語圏の方と交際したことのある人、YAレベルの洋書が読める人には目新しい内容・英語表現も無し。「性愛英語の基礎知識」というのは言い過ぎなタイトル。面白かったけど米国限定?な書き方だからか違和感を感じるところもあって若干残念な印象2015/03/01
ツキノ
4
性愛とはつまりパートナーシップ、人と人との関係性。アメリカの事情もわかるいい本。時折著者の体験談、びしっと斬ることばも出てきておもしろい。2010/07/03
山のトンネル
3
実践したい2022/04/13
adelita
3
friends with benefits とか no strings attached という言葉を覚えました。日本では眉をひそめられるようなことがアメリカでは問題ないどころか場合によっては推奨されていたり、社会のあり方って随分違うんだなぁ、と改めて。アメリカの映画やドラマを見るのにも役に立つし、実際行く人にも大事だなーと思いました。みんなもっと気軽に恋愛すればいい。2015/06/17