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内容説明
中学生のときにラジオ番組に投稿を始め、放送作家への道を歩み始めた永六輔は、やがて戦後放送文化のトップランナーとして新しい時代の価値を次々と生み出していく。その道程で出会い、学び、繋ぎ、そして見送ってきた多くの先輩や仲間たち。渥美清、三木鶏郎、小沢昭一、野坂昭如、中村八大、いずみたく、三国連太郎、美空ひばり、井上ひさし……皆に共通していたのは、自由と平和への希求、そして反骨の心意気だった。半世紀にわたり永に伴走してきた盟友・矢崎泰久が本人に成り代わって活写した、永六輔と彼らの熱い交わり。それは、不透明な時代を生きる私たちに知恵と勇気をくれる「昭和からの伝言」である。【目次】まえがき/第一章 青春の出会い/第二章 三木鶏郎の伝説/第三章 規格外れの先輩たち/第四章 中村八大の才能/第五章 昭和の歌い手/第六章 「中年御三家」の反戦/第七章 昭和の知性/あとがき/参考資料
目次
まえがき
第一章 青春の出会い
第二章 三木鶏郎の伝説
第三章 規格外れの先輩たち
第四章 中村八大の才能
第五章 昭和の歌い手
第六章 「中年御三家」の反戦
第七章 昭和の知性
あとがき
参考資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
70
永六輔氏が親交のあった友人や芸能人、作家たちとの出会いや思い出を語る。これは矢崎泰久氏が永六輔氏の書いた本を土台にして再構成したもの。いろいろと面白い話やなるほどという話がたくさん載っていて話のネタにいいかもしれない。なかでも三木のり平さんの本名が田沼則子。まるで女性の名前だが親が孔子や老子に倣って子をつけた話が笑えた。逆に彼の同期の人たちがどんどん亡くなって戦争の怖さや無意味さを生で伝えることが少なくなってきたことが残念だと感じた。図書館本2016/10/19
犬養三千代
7
中年御三家はもう誰もいないのか、、、永六輔さんの人間力には驚かないつもりだったのに。。 「因習や封建主義を嫌い、若者を信頼した鶏郎さんのような本物の大人と、若いときに出会えた僕は幸せ者です。」とある。 淡谷のり子さんと高橋竹山さんとのエピソード(ネタバレはしない)ではなぜか涙がでた。 今日は御巣鷹山墜落の日。この本を読了したのは坂本九さんからのメッセージかなとふと思った。 2019/08/12
りょうけん
7
永六輔が亡くなる直前に、ゲラ刷り-直し-校了まで終えていた作品。 従って、本文はまだ永六輔が生きている前提で書かれている。 ところがその校了を終えた2016年7月7日に永六輔は永眠した。 読み終えて我がココロに残った言葉を紹介します。 「むづかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く、面白いことを真面目に書くこと」 これが物書きのモットーだ、と云ったのは井上ひさし。 そして「誰かの記憶の中にある限り、その人は存在する」これは永六輔自身の言葉です。ボクは縁あって佐久間順平さんから2016/11/19
gtn
5
永六輔に縁した人の思い出話。側聞のとおり、永は坂本九に厳しく当たっていたという。九のためを思ってと本人は言うが、天真爛漫な九に対する嫉妬もあったのではないか。2018/07/16
いつかはビーエム
3
永六輔との交友があった沢山の人の中の何人かのエピソード。 小生も永六輔ファンでした。2017/05/29
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