フラワーコミックス プリズムの声

著者名：大野潤子【作】

小学館（2017/06発売）

• ISBN：9784091361752

内容説明

鈴はアナウンサー志望の専門学校生。ある日、通学途中に自転車で耳が聴こえない涼とぶつかってしまう。知らなかったこととはいえ、自分が悪いことには変わりがない。そう思ってきちんと謝ることにした鈴は、ぶつかった場所で待ち伏せてなんとか謝ることができた。それから2人は、何度か筆話でコミュニケーションを取るようになった。そうするうちに、鈴と涼はお互いにに惹かれていった。しかし涼の兄・秀一は2人の仲に反対だった。ある日、鈴は秀一に呼びだされて「涼にはもう会わないでほしい」と言われてしまい…！？　●収録作品　プリズムの声／プリズムの声　2nd　VOICE／プリズムの声　3rd　VOICE／タイヤキの君と私

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりもん]

再読。いや〜、手話って凄いというのを再確認。リンのあのポジティブな考えが周囲を明るくするんだろうな。

2011/10/15

[なつき]

彼と母親の関係が切ない。

2010/11/29

[iti-8]

【再読】アナウンサー志望のリンと聴覚障害を持つ涼の恋物語。「声」とは？考えさせられる問題をコミカルな部分を入れつつ話が進むので、小難しく考える事無く最後まで読めます。主人公のリンの前向きさがとても逞しいです。大野さんの作品はどこか温かい涙を流せる作品な気がします。

2014/11/26