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内容説明
どんな逆境にあっても、
心を積極的にして生きれば、
人生は好転する
「天風の教えが私の野球人生を変えた! 」
セ・パ日本一監督が教わった、
運命を切り拓く哲学とは?
怒らず、恐れず、悲しまず
不確実な時代を生き抜くためのヒントが満載!
プロ野球は人生の縮図である。10年の現役時代に、長い人生で起こるさまざまな体験をする。
勝者がいて敗者がいる。天国があり、地獄がある。絶大な人事権を持つ上司がいて、契約更新におびえる選手がいる。ねたみや憎悪が渦巻いている。そういう世界だからこそ、天風の教えはいまなお通用する真理があふれている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiᵕ̈*
30
時折触れたくなる天風哲学。今回も沁みたな〜。著者は長年プロ野球界で選手としても監督としても活躍された広岡達朗氏。錚々たる多くの著名人が学んできた天風会に入られていたことやプライベートでも親しかったことを知る。そんな著者が心に響いた天風さんの語録と共に、野球人生の中で起きた出来事や想いが語られている。天風さんの思想は心の持ち方に重きをおいていて、それがどれだけ人の肉体や精神を強く健全に保つことになるのか、本当に難しいことは一切なく自然の理を教えてくれている。著者の功績もそこで培った精神の賜物ではないか。2022/12/21
たんかれ~
10
あの広岡さんが選手時代から中村天風の教えを乞うていたとは。この方には色々な意見があるけど、特に監督時代はあの管理野球と呼ばれたスタイルで確かな成果を出していた実力者。心を正しく保つと、血液のアルカリ度が増し、病気に罹りにくい。逆も然り。「心=血液」を忘れずにいたい。読んでいてスターウォーズを思い出した。常に心を尊く、強く、正しく、清くあれとは、ジェダイですね。生命を活かす根源は「気」だと。これはフォースのこと。そして三勿(怒らない、悲しまない、怖がらない)は、フォースの暗黒面に落ちるなと。2022/02/28
みむら しんじ
2
読了。中村天風をどのように門下生・広岡達朗が解説していくか、という期待もあったが天風の生き方の元では単なる野球人の戒めの域を出ないような気もする。しかし、このような興味ある人間の著作でなければ中村天風の言い聞かせを再び腹に収めることはできなかった点では感謝したい。2017/06/30
たかし
1
以前中村天風の著書を読んだが、今回は野球とリンクしており、腹落ちしたことが多々あり。2020/07/31
727LOVE
1
素晴らしい一冊。広岡達郎さんが中村天風門下生とは知らなかった。広岡さんなりの理解と解釈であるが、何よりその教えが素晴らしい。日々実践したい。2017/09/08