内容説明
職場で、家庭で、友人関係で……なんとなく“生きづらさ”を感じているあなたへ。「心が強い」とはどういうことだろうか? 「心の基礎体力」の鍛え方の第一歩は、自分の弱さを受け入れること。自分を知り、心と体の関係を知れば、強く生きるコツが見つかる。なんとなく“生きづらさ”を感じているあなたへ、自分らしく生きるためのサイエンスを心理療法の専門家が解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイスマン
16
心の病気は素直にならないと治らない。 素直になるとは、自分の弱い部分をさらけ出して、自分は弱い人間だと認める事です。 自分の弱さを含めてそのままの自分を肯定する事が素直になるという事なのです。 2019/03/08
みき
11
精神的に強い人を感覚的に理解できる本だと思う。 真面目に読みすぎたから少し疲れた(^^;) 辛いときは辛いと素直に周りの人に打ち明けていい。 素直に、完璧じゃなくていい。 やりたいこと、なりたい自分に向かって行動していこう。2017/07/15
daidainngo
3
「なんとなく”生きづらさ”を感じているあなたへ」帯のこの言葉に興味をもって読んでみた。「心が強い人」=「自我が強い人」を構成する5つの要因はすべて私には当てはまらないようだ。「心が強い人」になるためにはひねくれている所を素直にする必要なようだ。人類すべてアホであるという主張には驚くべきことが多い。良書。2018/04/18
Yuzu
2
大阪人の精神科医が書いた本。心が強いことはどういうことだろう。どうしたら心が強くなるんだろうということについて書かれた本。 強くなるためには自分は弱いということを認識することをあげている。それに関して、素直さが大事であることや人間みなアホであると、「性アホ説」を掲げている。 この「性アホ説」聖書まで引用して力説されている。確かに宗教は人間の非力を前提にしているので通じるものがあると思う。 あと、認識療法の例で、拒食症の人は、認識がずれていることが多く、そういう人は、ミロのビーナスがデブに見えるらしい。へー2017/07/23
Qねこ
1
強さとは、人との関わりに関する経験値※の高さである。 ※ 人間関係、記憶、価値観 経験値を獲得できるイベントは、日々関わる人々とのやりとりのなかにあり、獲得の難易度はさほど高くないと思われる。何故なら、彼らは悪い意味でも悪い意味でも「アホ」だから。そしてもちろん、自分も彼ら以上に「アホ」なのである。2021/06/05
-
- 和書
- 夜逃げ屋本舗