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内容説明
人間の時代は終わり、世界は吸血族に支配されていた。そこに現れた吸血族にとって致命的な元素「銀」を操る人間の少女ミイカ。彼女を捕縛すべく、次々と強力な元素使いたちが現れる！ アランはミイカを守り、吸血族たちの支配地域から抜け出せるか!? 『EDEN』『オールラウンダー廻』の遠藤浩輝が放つ、「ネオ・セカイ系ダークファンタジー」第2弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
35
後半からやっぱりと言うか、主要キャラたちがバタバタと倒れていく。いや、ホントに死んじゃったかどうかは判らないけど、吸血鬼だから。でもここで喪われたならEDENの血脈は生き続けているって事かな(苦笑)2019/01/08
JACK
21
☆ 元素を操る力を持つ吸血鬼「ヴァンピール」と、ヴァンピールと人類の混血である「ダンピール」は、彼らを滅ぼす銀を操る力を持つ人間、ミイカを奪い合う。フッ素で毒を作り、様々な元素から電子を奪って燃やしてしまうハロゲン族使い、様々な物質に含まれる炭素を弾丸にして飛ばす炭素族使いなどが壮絶な戦いを繰り広げる。化学式や元素記号、周期律表、モル量、様々な元素の知識があればより楽しめるはず。2017/06/23
しましまこ
21
デレた変態さんに笑ってたら更に血みどろ！バンバン死ぬよ！どうすんだ？！ あとがきもいつもどおり、面白くても内容は決して語り合えないよ。2017/06/24
hannahhannah
15
二人の刺客が登場。お馬鹿な下ネタと容赦ない殺戮が描かれる。展開がやたら早い。「オールラウンダー廻」もそうだったけど、作者は登場人物に悲しい過去があったという設定が大好きだし、話を妙に湿っぽくするなぁ。2017/08/07
長野秀一郎
14
「EDEN」の遠藤が帰ってきた！いい感じの美少女が、次のページでは慈悲もなく死ぬ！スプラッタ描写も満載だ！ラノベ的な設定にも関わらず描写は残酷そのもの。バトル場面も含めて、これは萌えやラノベに対するアンチテーゼに他ならない。これには大塚英志も彼岸の佐藤大輔も苦笑する他ない。作者の厨二病と中二病（流行りに背を向ける俺カッコイイ）が炸裂してる。評価4。でも一般にウケそうもないなぁ。2017/07/06
