内容説明
時間と空間が融合した「時空」とは何か? 個別に分けて考えることができないのはなぜか? 「時空のゆがみ」こそが重力の本質であるとはどういうことか? この宇宙に「絶対的」なものは唯一、光速度だけであり、時間と空間を含むその他すべてのものを「相対化」したアインシュタインの画期的アイデアが時空を生み出した! おどろきとふしぎに満ちた時空の性質を一から解き明かし、相対性理論の「宇宙観」をゼロから理解する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーくん
90
時空に焦点を当てアインシュタインの相対性理論の宇宙観を解説。時間と空間はなぜ一体不可分なのか?等速直線運動を扱う特殊相対性理論は、そこそこ理解できるが、重力のある世界(加速度運動のある世界)を扱う一般相対性理論は、そのエッセンスだけでもと思うがやはり超難解。それでも本書では自由落下する(あるいはロケット推進する)エレベータ中でその天井と床の間での光信号の送受信を結果についての思考実験を読者に繰り返させ、慣性力と重力の違いが識別できないという等価原理を叩き込みます。真面目にその思考実験に付き合っていると⇒2025/04/11
そふぃあ
24
重力について知りたくて、関係書籍を読み始めることにした。本書は第一弾。光速度不変の法則とか、今私が座ってじっとしていたとしても、それは物理学的には静止状態ではないとか、基礎的なことは分かった。けど、座標転換とかテンソルとか出てくるとお手上げだった。ちょくちょく対話形式で優しく説明してくれてるようなんだけど、、 専門外のことを理解するのやっぱり難しい。「物理法則の異なる世界は存在可能か」「時間は本当に存在するのか」この辺りに自分の中で説明をつけたいから、これからも関係するものをコツコツ読んでこうと思う。2018/06/07
mazda
18
宇宙は元々かなりの高温で、断熱膨張しながら温度が下がっていった、ということです。だから、いまだに宇宙が膨張している、ということのようですね。相対性理論は、あいかわらず分かりません…。2018/03/08
森
12
第3章、重力のところのみ、読む。 重力、慣性、作用反作用あたりがまだ腑に落ちていない。最大の謎が重力と思う。図書館で借りまだ返却まで期間があるので、後日改めて読みます。2019/03/04
Fondsaule
12
★★★☆☆ ブライアン・グリーンの「宇宙を織りなすもの」「隠れていた宇宙」を読んだ後だと、そのダイジェスト版を読んでいる感じ。2018/09/22
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