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内容説明
毎日手にする、暮らしに密着したお金が世界を動かす仕組みとは? そもそも人間社会になぜお金が生まれた? 経済の未来は? 話題の「イスラーム経済」もやさしくレクチャー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
樋口佳之
48
お話ししてこなかった地球環境の問題については、イスラーム経済はまだ明確な解決策を提案できていません/あら~。/農家の自家消費がGDPに含まれない(農学部卒で?最近はそうなの?)、経歴からはマルクス読みなのに剰余価値には触れないなど疑問点も多い中、イスラーム金融のわかりやすい説明は好印象でした2021/10/07
ルル
12
イスラーム金融を説明するために、お金について分かりやすく説明されています(*^^*)こども用の本のようですが、大人も(*^^*)2017/07/28
ほじゅどー
10
★★イスラーム金融とは。。利子を取らないイスラームの教えに沿ったお金の貸し借りをするイスラーム銀行は、ムダーラバ(思い切って何かをするという意味)という共同事業を行い、儲けや損失をみんなで分け合う。2024/07/06
ケルトリ
5
前半は「お金とは3つの要素を持つものである~」や「資本主義」「バブル経済」といった内容を分かりやすく解説している。中盤からは作者の研究内容である『イスラーム経済』について解説している。イスラム教では利子を取ることを禁止しているため、利子を取らずに運営する銀行の仕組みを作り出したということは全く知らなかったので、非常に興味深い仕組みを新しく知ることができた。2020/10/24
かなた
5
普通の銀行は市場(しじょう)的なお金の貸し借りをするが、イスラーム金融は市場(いちば)的なお金の貸し借りをする。資本主義の銀行ではお金を貸す側と借りる側の距離が大きく直接顔が見えない。これはお金を貸す側にとっても借りる側にとっても良いことではない。この点イスラーム金融は両者の距離が近く、両者にメリットがある。このようにイスラーム経済の優れている部分を資本主義に取り入れることでもっと経済が良くなるのではないか?2019/04/14