内容説明
建築家はそこに生きる人へ想像力を働かせ、土地や人と対話を重ね、その先に新しい空間を見つけ出す。建築家として大切なことは何か? 生命力のある建築のために必要な哲学とは──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マル
10
光嶋さんは、自分が私淑する内田樹先生のお住まい兼道場である「凱風館」を設計された建築家さんです!しかも凱風館は光嶋さんの処女建築だとのこと❗️光嶋さんご自身も、神戸にあるその凱風館の近くに住み、内田樹さんの下で合気道を習っているそうです!なんとまあ贅沢な日常なのでしょう!自分も内田先生に合気道教わりたいです❗️2017/06/03
チェアー
7
「わからなさ」が「つくる」ことの原点だと筆者は言う。もう一つキーワードを上げるなら、「間違えること」かもしれない(これは脳科学から)。 2023/08/21
oooともろー
5
この本をよむまでこの著者を知らなかったし、ましてや内田樹氏と交流があることも知らなかった。まだ37歳。この若さでこれほど思索的で魅力ある建築家が存在していることが嬉しい。2017/07/20
アキ
4
中学・高校生向けに書かれたいかにして建築家になり、どんなことを考えて仕事に臨んでいるかを語り下ろした本。とても読みやすく、スムーズに読了。クライアントがいて成り立つ職業なので、その時代の空気や土地や周囲の景観とのバランスが大事なことがよくわかった。アメリカ生まれ、ドイツの設計会社で修行したからこそ、和風な建築に原点返りするのかな。アメリカにオフィスがある建築家でしかも木造・和風となったらどんだけ建築費が高いんだろと思うと、縁のない世界だなと思ってしまいました。でも八代の畳表への活動は是非応援したい活動。2017/07/01
ネムル
4
石山と毛綱の弟子だったのか、やべえ……。建築家をやっていくうえでのバックボーンをさらすおもちゃ箱のような本だったが、本としては散漫とも冗長とも。建築家としてどや顔しない対話的な姿勢は共感するが。2017/06/05
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