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内容説明
これからのビジネスを考える上での最重要コンセプトであるプラットフォームについて多角的に解説。
デジタルエコノミーの勝者と敗者を分けるプラットフォームの戦い方について、最新事例をもとにして、理論とカラクリがわかる!
プラットフォームは次のような特徴を持っている。
・急速に成長することができる
・一人勝ちすることがある
・一人勝ちが突然くつがえされることがある
なぜ、こういう特徴が生じるのか? その要因は主として次のようなものである。
・レイヤー構造
・ネットワーク効果
・エコシステム
・アマチュアエコノミー
プラットフォームに関連する技術の進歩や新興勢力の出現は、古典的産業では考えられないほど速い。
だからプラットフォームでの戦いに挑むには、常に「次」を考えておくことが欠かせない。
本書では、その「次」を考えるためのヒントも提供したい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
200
Web時代において、自らプラットフォームを運営するビジネスを展開する場合にどのような戦略・戦術があるのか、ということを具体的な会社名と事例を多数紹介しながら紹介した一冊。教科書と銘打ってあるように、著者本人に「こうしたほうがいいよ」という明確なメッセージがあるわけではなく、過去の事例を挙げながら「こんな戦略があったよ」と紹介するだけなので、実用的というよりも学術的な側面が強いように感じる。専門用語が多くて意味を忘れてしまうので、もう少し何度も用語説明を加えてくれたほうが親切だと思う。2018/05/26
えちぜんや よーた
90
「ネットワーク効果」の箇所だけ読む。「〇〇さんが使うから私も使う」という原理で時間の経過とともに勝者総取りができる経済原理の一つである。その具体例としてFacebookが取り上げられている。だがTwitterはどうした?けなされてはいないが、大して褒められてもいない。 Twitterファンとしては非常に寂しい限りであるが仕方がない。つい先ほどブルームバーグの動画ニュースでTwitterの文字制限が280文字に引き上げられたと報じられたが、キャスターや評論家にボロカスに言われてる…。がんばれTwitter!2017/12/02
のんぴ
30
サービスを提供したい人と受けたい人をつなぐプラットフォーム。単純な売買の場を提供するのみならず、口コミを書けるようにしたり、サービス提供者のレイティングなどトラブルを避ける仕組みを作ったり、他のサービスとの連携もスムーズにしたり(読書レビューサイトとツイッターみたいな?)工夫してユーザーを増やす。プラットフォームをざっくり学ぶのにわかりやすかった。2023/03/15
たー
10
タイトル通りプラットフォーム戦略について体系的かつ分かりやすくまとめられていて良い。2018/03/21
なななな
8
帯の紹介「理論とカラクリを3時間で学ぶ」の通り、さすがに3時間では読めなかったけど、ざっくり読みやすい本でした。2017/11/01