内容説明
大規模な災害、政治の混迷など、国民が日本という国に対して夢も希望も持てなくなった今、改めて「日本とは何か。日本という国家とは何か」を問い直す一冊。『天皇の金塊』の著者・高橋五郎氏と怪奇探偵・小池壮彦氏の両氏が、「日本の真実」を鋭く暴く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aya-ayu
3
わかる人にわかればよいというスタンス。正体そのものズバリについて書かれているわけはないのでわかりにくいかもしれない。ただ物事は表面だけ見ているのでは全く駄目だということは感じさせられる。(本書のメインテーマではないが個人的に新たな発見だったのは、「町工場」だったはずのソニーがそしてなぜかソニーだけがなぜ戦後あれほど世界で飛躍できたのか、そのヒントになるコメント。おそらく単純なストーリではないんだな、と。別途調べてみたい。)2014/02/02
Gen Kato
2
歴史の蔭に金の動きあり、皇室財産と国際資本の流れから考える日本史はおもしろいけど、うーん。不確定要素がない現実なんてないし、人間の集団は一枚岩ではあり得ない。誰かさんと誰かさんが目論んだ計画通りに物事は動かないと思うんだけどね。あとから見ればきれいにつながるように思えちゃうのが過去であり歴史。そこが陰謀論が絶えない理由なんだろうな。学研らしい一冊かなあ…2019/07/21
WITHWIND
2
ようやく読了。「美しきペテンの島国」を先に読んでいたので、情報補完してくれた気持ちよさはあるものの、『雲を掴むような話』ばかりなので実感がさっぱり湧かない。頭で理解できるし、理屈も理解できる。ただ、それらにアクセスできる手段がない。「アクセスする必要すらない」から、幻想のような感覚に陥るのかもしれない。ネットにもアーカイブされない、公式資料にも残らない、口頭や噂でも伝わらない、そんな「歴史」がたくさんあることを知っておくだけでも価値はある。2015/11/04
かど
2
高橋五郎好きの方にはおすすめですが、一般の方々にはちょっと…(^^)2014/11/01
Naoko Hosokawa
1
詐欺師の言葉の使い方がよくわかる本。頭のちょっとおかしなおばさんが送ってきた本。全部読もうかと思ったけど、途中でやめた。全く、ものの言いようが詐欺師そのもの。根拠も何も書いてない。「自分しかこういう話をしらない」系の詐欺師ってわりといるんだけど、よくよく考えればあなたが、そんなこと知る立場にないでしょう?と思う。もちろん、ゴミ箱行き。戦争がマネーゲームだとかいうのは、株アナリストはみんな言ってること。あほらしい。2017/01/03