世界経済の「大激転」 - 混迷の時代をどう生き抜くか

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世界経済の「大激転」 - 混迷の時代をどう生き抜くか

  • 著者名:浜矩子
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • PHP研究所(2017/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569832791

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内容説明

激転――激しく転換するさま。著者が世界を見渡し頭に浮かんだその言葉は、辞書にはない。既存の転換という言葉にはない過激さや暴力性を孕む、目まぐるしい変化。今起きているのは、そんな変化だ。各地で踊り始めた自国第一主義の妖怪たちが世界を席巻すれば、その先には1930年代のような世界が待っているかもしれない。暗黒のるつぼに向かう「大激転」を阻むため、歴史に問い、事象の本質を見極める「知」という武器を授ける1冊。 【主な項目】●鬼型妖怪、ドナルド・トランプ登場 ●数で勝負の欧州妖怪事情 ●マッチョのロシア、モナ・リザの中国 ●建国神話の世界を目指す妖怪アホノミクス ●国々の政策はなぜ無力化するのか ●妖怪たちは財政と金融のどんぶり勘定が好物 ●今、最も拒絶すべき危うい構想「シムズ理論」 ●二国間主義は戦前への回帰 ●「見えざる手」に襲いかかる妖怪たちの「見える手」 ●「我が国ファースト」と叫んでも、国民のことは考えていない ●「ポピュリズム」という言葉の本来の意味 ●二つの「真」が出会う場所を目指して

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日向夏

3
強烈なキャラクターはそんなに出さなくてもいいので、こんなハデハデな(全面を覆う)帯はなくていいですよ。内容は勉強になりました。排外主義的な考えがなぜ世界で人々の賛同を得ているのか、グローバル時代の金融政策、財政政策の何が問題なのか、こうした考えに対抗するためにどうすべきか、などなど示唆に富むものでした。基本は「分かち合い」「共感」ですよね。2018/04/16

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