内容説明
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脳の過剰な興奮が引き起こす発作をくり返す「てんかん」は、誤解や偏見が根強く残る病気。患者さんの8割は正しく治療すれば発作を抑制できるのですが、専門医が少なく、不適切な診断・治療を受け続けている方も少なくありません。本書は、病気のしくみや治療法を豊富なイラストやチャートでわかりやすく解説。必要以上の不安や、多くの人がいだいている誤解を減らし、患者さんやご家族の助けとなる一冊です。
目次
まえがき
発作対応フローチャート
解説
1 てんかん発作にはこう対処する
2 なぜ起きる? これからどうなる?
3 薬を使って発作を防ぐ
4 治療しても発作をくり返すとき
5 てんかんがあっても大丈夫!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひほ
30
てんかんって意識を失うので怖い病気かと思っていましたが、ちゃんと薬を服用してコントロールできたら何の問題もなく高血圧とかと近視でコンタクトをつけるとかと何ら変わりないということがわかりました。要はいかにちゃんと病気と真摯に向かい合うかって対応していくかってことですね。一般人向けでとても読みやすいです。2015/07/21
ま
20
わけあって手に取った本。てんかんは医師にも判断が難しい(専門医は日本に500人程度)ので、困ったら複数の医師に相談。てんかんと一口に言っても発作のタイプや原因のタイプで大まかに4象限に分類される。てんかんがあっても周囲の理解や自身の捉え方で幸せな人生を送れる。優しい人間になるための本でもある。2021/08/19
ぽかちゅう49
16
てんかんについてかなり詳しく解りやすく書かれていると感じました。発作のタイプが脳のどこの部分に関連性があるか、またはその対処など、親族や患者側にもためになる本だと思います。自分と同じ患者を見ててよく「自分の事なのに、なんで知ろうとしないんだろ?患者側も努力いるんじゃない?」ともどかしくに思う事が結構あります。こういう本もあるんだから、少しは自覚がない当事者の人も意識してほしいなと思います。2018/09/18
どりーむとら 本を読むことでよりよく生きたい
12
必要に迫られて、この本を手に取りました。図書館で、てんかんについて書いている本を紹介してくださいというとこの本ともう一冊の本を紹介してくれました。まず、てんかんというのは、発作を繰り返す、脳の病気であることをまず知りました。次にてんかんの発作が出たときには、安全を確保しながら回復を待つことが必要であることを知りました。それが三分以上続くようならば救急車を呼ぶことが必要であることを知りました、どのような状況になった時にてんかんが出やすいかを知りそのような情況にならないようにすることが大切であることを知った。2024/04/07
かまねこ
6
子どもが発熱時、痙攣が長く続いてしまい救急搬送していただき病院で付き添い中に通読。痙攣長かったんで明日決まる主治医の話が分かるよう電子書籍予習。(´;ω;`)多分ねころんで読めるの作者と同じかな? 万人向けでわかりやすかった。制限しすぎず、正しく恐れようという感じ。2024/08/25
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