内容説明
「擬制fiction」という思考の技術は、近代日本の政治思想の担い手たちに、自由、平等、あるいは自治を権利として主張し守る主体を理論的に構成する新たな途を開いた。福澤諭吉、中江兆民から丸山眞男にいたる思想家たちの見解とそれら相互の対立を精緻に検討し、近代日本における政治的言説の存立条件を明らかにする。
「擬制fiction」という思考の技術は、近代日本の政治思想の担い手たちに、自由、平等、あるいは自治を権利として主張し守る主体を理論的に構成する新たな途を開いた。福澤諭吉、中江兆民から丸山眞男にいたる思想家たちの見解とそれら相互の対立を精緻に検討し、近代日本における政治的言説の存立条件を明らかにする。