内容説明
言語のアヴァンギャルドをひた走る吉増剛造
自選エッセイ・コレクション第1巻 〈詩論〉
怒涛の1960~80年代に、詩をめぐって書きつづられた、過激にして優美なベスト・エッセイ集!
萩原朔太郎、中原中也、芭蕉、石川啄木、北村透谷、田中冬二、武満徹、吉岡実、鮎川信夫、岡田隆彦、大岡信などの詩論のほか、「なぜ詩を書くのか」「詩とは、世界とはいったいなんなのか」……詩人の激しい思想をあますところなく伝える、赤裸の言葉たち。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中峰和
2
図書館で借りるとき、内容を吟味せずタイトルのインパクトで借り、後悔することがある。この本もそんな一冊。吉増剛造は現代詩の最前線を切り開く詩人であり、詩の朗読もするパフォーマーらしい。詩集ではなく、エッセー集なので散文で書かれているが、気取っているのか難解なのか、よくわからないというのが実感。表題「コジキの思想」は62年、吉増が23歳のとき「三田詩人」に書いた詩人宣言。詩や芸術の歴史をもつ西洋に比し、日本は華麗なるゴミ捨て場。自分はまず、あらゆるものを拾い、むさぼり食うコジキであることから始めると宣言する。2016/09/07
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