内容説明
二日酔いのような読後感。
◎ ◎ ◎
酒にまつわるエッセイや路地裏感漂う小説、呑兵衛の言い訳、何の役にも立たない泥酔記録などをチビチビ拾い集めた、酒場の何かの金字塔。
良くはない。だが、酔い本だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴかりん@マヨ
23
お酒にまつわるエッセイ集、というより短編小説ありイラストありで何でもありな同人誌を読んでいるような感覚でした。北海道の主にすすきの・24辺りに出没してる方々のお酒での思わず笑ってしまう失敗談だったり、ちょっといい話だったり。90歳を越えた夫が奥さんは自分の宝物だからと、かわいいなぁ、と繰り返す「この間、酒場にて。」、失恋した女性を人生のすごろくで元気付ける粋なマスターの話「骨片×4」が良かったです。身近な場所にもドラマがあるなぁと思うと、飲みに行きたくなりました!(*´꒳`*)2017/06/09
小太郎
11
札幌の呑み助のちょいと良い話やら泥酔失敗談などバラエティに富んだ内容でした。そういう私も先日酔っぱらって転んで大変な目にあい少し凹んでましたが、これを読んでまだまだ自分は大丈夫かなと思ってしまうのは「平成よっぱらい研究所」「枕元に靴」などの酔っ払い礼賛?書籍の読後感と似ているかもしれません(笑)2017/08/03
くまくま
5
やっぱ酒の話はいいね。2019/08/31
jetcity
1
酒飲みあるあるの列挙。札幌ネタが多いので土地勘がある人は楽しめる。2019/03/11