集英社インターナショナル<br> BAR物語 止まり木で訊いたもてなしの心得

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集英社インターナショナル
BAR物語 止まり木で訊いたもてなしの心得

  • 著者名:川畑弘【著】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 集英社(2017/06発売)
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  • ISBN:9784797673401

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内容説明

僕の勤めるサントリーという会社は、バーテンダーに向けてウイスキーのPR誌をつくっている。誌名は『ウイスキーヴォイス』。バーに届けられるので、一般の人の目にはあまり触れない。PR誌といっても広告の部分はわずかで、読者からは“バーテンダーの同人誌のような趣きがある”とのありがたい声を頂戴している。一九九九年の創刊以来、僕は制作に携わり、これまで多くのバーテンダーにインタビューを行ってきた。内容は「トイレの掃除のしかた」「営業中にお酒を飲むか、飲まないか」「大切にしている道具は何か」「バーで使う氷について」……などなど。三人のバーテンダーに同じテーマで話を伺えば、三人三様の答えが得られる。そして、しだいに見えてきたのは、それぞれのバーにそなわる確かな“人”の存在だ。バーの旨さは人の味。そんな思いに導かれて、僕はこの本を書きはじめる。(「はじめに」より)名店はどのようにお客様をむかえるのか? 名バーテンダーが一杯のグラスにかける驚くような情熱とこだわりとは……。ふだんは明かされることのないバーの裏舞台を知れば、いつもの一杯がより美味しく味わえる。「旅先に一冊の本と一軒のバー。最良の案内書!」本書に登場する全国のバー40数店の地図を掲載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らい

6
お酒という嗜好品を扱う店だからこその美学を感じた。洋酒にしろ、カクテルにしろ、各種経営哲学にしろ、やっぱり最後は人柄っていう。また本書は、そんなふうにカウンターの中では完璧な人を演じてくれるバーテンダーたちにも、もちろん各自の物語や生活があることを教えてくれる。宮古島で、タコ釣りなんて素敵だなあ。日々の精進と仕事への情熱を絶やさない偉大なる芸術家、どんな仕事にしろ、そうだよな。2021/04/09

Kazuo Ebihara

3
サントリーがBAR向けに作っているPR誌『ウイスキーヴォイス』。 1999年の創刊から今日まで編集長を務める著者による自選集。 全国各地のBARを巡り、名バーテンダー40人から聞き出した珠玉のお話。 店頭で、ちょいと試飲してから求めました。 山崎達郎さん、富田健一さん、水戸誠士さん、鹿山博康さん、岸久さん、中川立美さん、古川緑郎さんらが語るいい話。 いいBARで出逢えるのは、いい酒、いい人、いい空気。 ひとつではなく、三通り、なんてね。 今宵も、いいBARでいい時を過ごしたいものです。 2017/04/30

はり

2
初めてバーに行ったときのことを思い出して。作者の方も話に出てくる人たちもみんな好きになる。この本に書かれているバーに行ってみたくなった。2018/01/16

makio37

2
ほろ酔いで読むのに丁度よい内容。バックバーに並ぶボトルを毎日開業前に磨く店の話や、トイレをブラシではなくスポンジで磨く話、カナダのブルースシンガーからレコードが送られた店の話などが面白かった。バイトで働き、そのままバーテンダーになったという話がいくつかあった。そういう人生もあるのだな。読み始めてからというもの、ハイボールの消費量が上がっている。残念ながら通勤途中に寄れるBARなどないのだが、今度の飲み会の帰りにでもどこかにふらりと入ってみよう。2017/06/10

さだ

0
行きたいbarが増えた☆2017/08/15

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